「実際に体験する」ってスゴいことだなあ

どういうわけか、職業訓練でデザインの勉強をしているが、生まれてはじめての体験ばかりさせてもらえて感動しっぱなしだ。私は、べつにデザイナーになりたいわけではない。ちょっとだけ興味があった程度。そもそも絵を描いたことすらほとんどない。

まあ、絵の素養なんてまったくゼロなのにしゃあしゃあと訓練校に通っているのだが、ここではきちんと基礎から教えてもらえて、実習もどっさりやれて本当にありがたい。これまでに、デッサン、コラージュ、ロゴ作成、線織面(直線を連続的に移動させて曲面を作る)、レタリングの実習があった。

今日は「2点透視図法」で複雑な立体を描く実習。「パース」ねえ……一生縁がないものと思っていたよ。はああ、このトシでこんなモンをちまちま描いて、そんでもって色鉛筆でヌリヌリするとは! しかし出来上がりは非常にお粗末で、みなさんの作品のなかでは「下の下」だった。

でも、ヘタっぴぃでも「パース」でなにかを描くなんて初体験で、いやいや感激したなあ。すごくうれしかった。「海外旅行にはじめて行く」レベルぐらいの感動モノだった。時間制限があるので一心不乱に描くのだが、それもまた疲れるけれど心地いい。

まさか自分がこんなことをするとは夢にも思わなかったが、やってみたらけっこう楽しかった。ウチでもう一回描いてみようかな?

授業終了後は、昨日と同じくほかの2人のひとといっしょに自習した。ちなみに、訓練校では終わってから1時間教室を提供してくれるのだ。もうすぐテストがあるので復習しないといけないけど、これもねえ、教室でやるとすっごくはかどるんだよね。

今日も集中して勉強できた。ウチに帰ってからはどうせやらないし、こんな風に学校でみっちり1時間勉強するほうがよっぽどか効率的。訓練校に通っているときしか機会がないわけだから、テストが終わってからもこの習慣は続けよう。

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