例のデータなんだが、今日の午前中早々に、もうミスがあるとわかってしまった。怪しいなあと思っていたけど、時間切れで手が回らなかった箇所だ。でもまあ、言い訳だ。全部で20ヵ所ほど明らかなまちがいを見つけてしまった。
もうどうしようもないけど、すぐに上司に報告して謝った。謝って済むことじゃないから、本当に情けないし申し訳なかった。上司は、事態をひと通り聞いてくれて、そのあと「わかった。じゃ、社内のデータベースは訂正しておいて」と短く言われた。
やっぱりなあ……先方さんへは、訂正したデータを送ることもできないんだなあ。こんなことになるんじゃないかと思っていただけに、ずいぶん気落ちした。でも、次の仕事に取り掛かっているうちに、まずまず回復。
夕方ごろに、もう一度上司にお詫びすると、「いまさら、データの差し替えはさすがに言えないよ」と苦笑された。でもすぐに「あれだけ短時間で見直してくれただけで十分だよ。よくやってくれたね」とおっしゃってくださった。
以前の私だったら、こんなに重大なミスをした場合、ずっとクヨクヨして自分を責め続けていただろう。でも、カウンセラー先生のおかげで、こういうときにどう考えればいいか、かなりわかるようになってきた。
私なりのベストを尽くしたんだから、それでOKなんだよね。「完璧でない自分」でOKなんだ。それに、上司もちっとも怒っていないし、私のことを認めてくださっている。なので、これから対策したらいいんだよね~と思うことにした。
心理学のセミナーとかでは、もっともっとシビアな状況でも自己肯定感を高く持つ話とかをよく聞く。たとえば、いまの私の場合だったら、ここで上司にひどく叱責されるというような展開になった場合だ。そういうときこそ、「自分が自分の味方でいてあげる」ことが大切とのこと。
結局のところ、いかに「自分軸」を保つかということに尽きる。早く仕事ができるようになりたいけれど、「上司軸」になってしまわないように気を付けたい。とはいえ、やっぱり申し訳ございませんでした~~~(涙)
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