少しずつ「本来の自分」を生きられるようになってきた

カウンセラー先生は、「問題」が起こると、とにかく「好きなことをしましょう」というアドバイスをする。最終的な目標は「自己肯定感を上げて、自分軸で生きられること」なんだけど、どうしたらそうなれるか?という方法のひとつとしては、好きなことを自分に許可してどんどんやっていくことだ。

なので、ダンナから離婚を切り出されようが、仕事がうまくいかなかろうが、子どもが学校に行かなかろうが、「まずは好きなことをやりましょう」なんだ。「好きなこと、ワクワクすること」は、自分の潜在意識と深いところでつながっているので、好きなことをやっているうちに、たぶん魂が生き生きしてくるんだと思う。

去年からかなり意識して「好きなこと」を自分に許可している。クルマも買ったし、職業訓練も行ったし、就活もやりたいと思ったからおもしろがってやっているうちに、いつの間にか就職できた。

先生の話では「なにかしらずっと抑圧しているひとは、相当意識しないと『自分がなにをガマンしているか?』すらわからない」そうで、食事でも「好きなものから食べましょう」と言う。それを聞いてからは、スーパーで見切り品を買うのをやめたし、値段ではなくて、自分が本当に食べたいものしか買わなくなった。そうしたからといっておカネに困るわけでもない。それよりも、オノレの魂が死んでるほうがマズいよね。

でも、ほんの一年前はまだまだ好きなことがわからない状態だった。自分では、好き勝手に生きてきたつもりだったので、あらためて好きなことといってもよくわからなかった。しかしいつも「自分が好きなことってなんだろう?」と探していると、少しずつ見つかるようになってきた。

で、結果的にいまの時点でもかなり自分が変わってきたように思う。いちばん大きな変化が感じられるのは対人関係で、周りのひとの「いいところ」がとても光って見えるようになった。これはすごくうれしくて、そのひとの魅力が自然によく見えるので、そうすると楽しいんだなあ。以前のようにひどく緊張することもなくなってきた。

その次に大きなちがいは、音楽であったりマンガだったり、そういう作品のよさや深みがわかるようになった気がすること。なんか、聴こえかたや見えかたがちがうんだ。

たぶんほんの少しずつ「本来の自分」に近づいているのかもしれない。もっともっと自分を解放したいな。それで……どうして生まれてきたのか?ということに、得心できるようなフェーズに行きつきたい。

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