母と同居して4ヵ月たった。
生活パターンは母に合わせたが、コレは自分にとっても快適。
朝5:00起床、6:00朝食、10:30買い物、12:00昼食、17:30夕食、20:30就寝。
この時刻を厳守して、毎日粛々と生活を営むのが、心地よく感じる。
で、このパターンを、ダレかやなにかによって、乱されるのが非常に不快だ。
もともと母が、起床就寝食事時刻を、ぜったいに変えたくないヒトで、以前私は、そのかたくなさに、むしろ手を焼いていた。
たとえば、なにかの都合で、昼食が12:30にズレこむなど、母には顔が引きつってしまう状況なのだ。
しかし、自分もその「時刻厳守」になじんでしまったら、あらら、私もぜったい譲れなくなっちまった。
だもんで、クリニック通院は、7時~12時の範囲内に、かならず収める。
厄介?なのは、ケアマネさんや介護用品屋さんの来訪。
いやあ、厄介とか言うたらあかんに決まっとるが、ケアマネさんが月一に来訪するだけで、母も私もうっとうしく感じる。
さいわい、ケアマネさんは、簡潔明瞭でいつも短時間で帰ってくださる。
それでも、ヒトが来るのは、そうだねえ、母ちゃんとおなじく、私もわずらわしく感じるのう。
だんだんそうなってきた。
さて、家事全般は、やや慣れてきた。
そもそも手抜きだが、手を抜けるトコは、いっそうヤらないようにする。
たとえば床掃除。
といっても、フローリング床をクイックルワイパーでナデるだけ。
以前は、ウチ全体の床を、いちおう毎日丹念に拭いていた。
だが、このごろは「母が使う場所」だけ念入りに拭き、ほかは見えている部分をサッとひとナデするのみ。
母の部屋は、母が見ているわけだし、モノをどけてていねいにヤる。
あと、廊下・トイレ・洗面所も母が使うので、そこそこていねいに。
けど、台所やリビング(私の自室を兼ねている)は、母が入ってこられない場所。
そんなトコは、いくらでも手抜きでよろしい。
合計10秒で終わらせる。
で、たとえば料理。
料理は、母も私も大の苦手で、基本的に出来合い惣菜。
だが、週に一回ほど、煮物めいたモノを作る。
前は、母の好みで1.5センチ角に刻んでいた。
でもよく考えたら、自分はそんなの、関係ねえじゃん?
だもんで、母の分は1.5センチ角に、自分のヤツは「丸ごとそのまま」に変更。
もうね、自分のは「切らない」ことにした。
でも、ちゃんと煮えとります。
そういえば、ネットで「すんごい無精」ってヒトを見かけたことがある。
カレーとかシチュー、じゃがいも皮付きで1個丸ごと、にんじんも1個丸ごと、玉ねぎも外の皮だけむいて1個丸ごと、そんなんを煮るだけらしい。
どこまでズボラかませるか?
それを追求するのもおもろい。
ズボラでひねり出した時間は、ピアノの練習にブチ込むぜ。