どうも落ち着かない。
で、いろいろ考えてしまう。
べつにね、母の治療について、私が悩む必要はないんだが。
治療するのはお医者さんだから、そう、家族は鼻唄でも歌ってたらいいんだが。
入院してるんだから、ぜーんぶ病院まかせで、あたしゃなんにもせんでいいはず。
病院は「なにかあったら、家族に電話します」と言ってくれた。
てことは、電話がなかったら、異常なし。
だけどねえ。
今日は、なんかドッと疲れが出た。
母と同居してから、どういうわけか、夜中の1時~2時に、パチッと目が覚める習慣がついた。
いったんシャキッと目が覚めて、おもむろにトイレに行き、それからまたふとんに入る。
だのに、今朝?は3時半に目が覚めて、それからは寝付けなくて、まあ4時半には、もう起きた。
で、つい、これから母はどうなるのかなあって。
延命措置については、ネットでちょこちょこ調べている。
私は、もう決めた。
延命治療、バリバリにやってもらいたい。
やれることは、ずーっとしっかりやってくれたまへ。
だってね。
いますでに、母は十数個のクスリを飲んでいる。
ソレだって、延命っちゃあ、延命だろう?
クスリ飲むのと、胃ろうとかで食事摂るのと、なにがどうちがうのか?
胃ろうはOKだが、心臓マッサージはNGとか、しろうとがどう判断すんの?
だれがどこで線引きすんの?
で、私は、だいたいさっさと結論が出るので、延命措置、どうぞ延々とがんばってな!にした。
ま、それは、もしお医者さんが「家族はどうなん?」って訊いたときのハナシ。
延命措置をどうするか?を決めるのは、もちろん母自身だ。
そう。
だから、延命ウンヌンについて、まずは母ちゃんに丸投げすべきだ。
母が「もうしんどいからイヤ」と言うなら、それでいい。
私は、母がどういう状態であっても、それに対して、なにも判断しない。
もし母が迷って、私に尋ねたとしたら、
「とりあえず、生き延びるほうをお勧めするよ」と答える。
でも、決めるのは、母だよねえ。
その時点での、母の考えを「終末期医療に関する事前指示書」に書いておいてもらう。
フォームは、ネットでかんたんに手に入る。
これは、いつでも修正・撤回できる。
うん、だから、ほんと「お試し」で一回書いてもらおう。
つぎの面会のとき、持って行こう。
で、母ちゃん、ビビりまくるだろうけど、
「いやいや、コンビニで『袋いりますか?』みたいなもんだから」って、さっさと書かせよう。
とりあえず、袋、もろといたらええやん?
エコとか環境とか、どうでもええわ。
母ちゃん、きっと「しんどいのイヤ」って言うだろうが、
これまでの人生、ずーっとしんどかったんだから、まだまだ最期までしんどくて、それでよろしい。
なにせずーっと「不幸だ、イヤな目しか合わない、運が悪すぎる、ダレソレにあんなことされた、こんなことされた」と、綿々と言うとるんやから、もうそういう人生なんだよ、あんたは。
あくまでも私の考えだが、それでも生き抜いてほしいのだ。
もうあきらめて、もっと苦しんでな。