隣室のIさんに誘われて、お好み焼き。今日は上司が出張なので、5時半には会社を出て、駅近くのお好み焼き屋へ別々に行く。この、別々というのがアヤしい関係みたいだが、クソ田舎にポツンとあるデカい会社なので、この近辺はたいてい会社の連中がウロウロしている。
私とIさんが連れ立っているのも、なかには妙な詮索をするひとがいるかもしれないので、こんな感じで落ち合う。お好み焼き屋なんてたぶん10年ぶりかね。田舎にしてはおいしくて安いお好み焼きで、それを食い散らかしながら、メインテーマはIさんの婚活についてだった。
婚活って、私がいちばん興味のない分野だが、Iさんがお嫁さんにぴったりの女のコなので、これからそれなりに関心を持ってみたい。そして、やっぱり仕事についてあれこれ話すのはとてもストレス発散になる。自分ではあまり意識していなくても、けっこうガマンして溜まっているモノとかにも気づかされるし、それをちゃんと聴いてもらえるのは本当にすっきりする。
でも、どんな話題でも彼女はにこにこ笑顔で聴いてくれるし、ホンマ、こんなひとが嫁はんやったらダンナはしあわせじゃのう。彼女にだけは、私が5月末で退職することを話したが、「寂しくなるけど、よかったですね」と喜んでくれた。
どういうわけか、途中で「お父さん大好き」という話になってひどく頷き合った。Iさん「お父さん、いちばんハンサムに見える」 私「うん、わかるわかる、理想の男性」「いいよね、お父さんがいちばんステキ」「うんうん、それに父ちゃんが好きなモノを私も全部好きになって困るわ」「あ、それあるある」
店を出て夜道をちょっと歩いて帰る。話が尽きてしまって黙って歩いていたけど、なんだかとても満たされた気分だった。
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