午前中、胃ろうの本読んで、とりあえず疑問点を抜き書き。
去年12月、看護師さん用の本「看護の現場ですぐに役立つ 胃ろうケアのキホン」をキンドルで買って、1回ペラペラ~っと眺めた。
で、すぐ忘れた。
んで、今日にようやく、大急ぎで目を通したわけだ。
てか、その前に、午前9時ケアマネさんに「2月末に退院したいですぅ~」みたいなラインを送った。
そのお返事で、ケアマネさん、コロナにかかっていてずっと休みで、「今日、出勤しました」とのこと。
ひゃあ、コロナって流行ってるんですかね?
母の担当看護師さんもケアマネさんも、みんなコロナ明け。
だのに、そんなとき、「三日後に退院プッシュ」なんかしていいんだろうか?
わはは、コロナってかかるもんだね、とはじめてわかって、そう、私もワクチン打っとこうかと思いつく。
市役所に電話したら、ワクチン接種券ってのを、送ってくれることになった。
母は、サ高住で7回打っている。
私、そんなん、思いつきもしなかったんよ。
ニュース見ないから、コロナがなんなんか、ようわからん。
ええと、胃ろうの勉強から逃げたくて、市役所に電話とかしてたが、ちゃんと夕方には病院行った。
ひさしぶりに母に会えて、ホッとした。
だが、歯の治療がまだで、いやあ、痛そうにしていてかわいそうだったね。
もう、どうしようもないんで、とりあえず胃ろう実施。
本とは、ちがうやりかたで、さいしょはマゴマゴする。
シリンジは使わず、ぜんぶボトルでやるらしい。
はじめに白湯300mlを滴下。
あ、チューブつなぐのとかは、すごくカンタンで、どうってことない。
白湯の注入速度は、けっこう速い。
とととととととと……で、うん、これだとメトロノームで100だな。
私は、このテンポで弾ける曲がねーよっ!とハラ立ったが、「胃ろう手順のしおり」に「♩100」と記入。
さて、お次は栄養剤だが、これはゆっくりめ、1秒1滴。
つまり「♩60」ですな。
これでも、私には早すぎて弾けない。
なんか微妙にイラ立ちながら、さいごの洗浄20mlまでやってみた。おしまい。
もうデキる! やるのは1回でいい!
ピアノがどんだけタイヘンか、おまいら、わからんだろーがっ!
♩100で十六分音符弾いてみろやっ!!
ふう、なんか滴下速度しか、記憶に残っていないぞ。
ええと、胃ろうのボタンに、接続チューブをパッチンとハメるけど、
ボタン、ちょっと浮かせて、それでパッチンとハメたら、痛くなさそうと思ってそうした。
母ちゃん「あ、上手! ちっとも痛くないわ」
私「そりゃま、年がら年中、手使ってるからね」
「春ちゃん、こういうの、得意だと思ってたわ。おりこうね」
「お母さんがかしこいからね」
「あらあら、私はちがうわよ」
「じゃ、お父さんがかしこいかな?」
「あはは、それはどうかな。
でも、春ちゃん、胃ろうのところなんか見て、怖くないの?」
んなもん、怖くて、解剖の補助なんかやってられっかーっ!
胃ろう実習のあとは、またまた「2月末退院キャンペーン」を打ち出す。
だって、ケアマネさんも、べつにムリとは言われてなかったから猛プッシュ。
ついには、地域連携室のヒトも呼んで、めちゃくそ頼んでおいた。
やっぱり母がかわいそうだよ。
歯が痛くても治療してもらえないし、なんにもすることなくて、寝ているだけなんて。
看護師さんはお困りのようだったが、う~ん、もしかすると2月29日退院、ギリギリいけるか。
しかし、まだ母の部屋が汚部屋でして、自分で自分の首を絞めてますのう。