猛烈に忙しくて、なにがなんだかわからなくなってきた。
どうしてそんなに忙しいのか?というと、やっぱり母がらみね。
要介護4らしく、介護サービスの内容がどんどん変わる。
デキないことが増えてきて、そのたびに内容を替えていくが、その前に「担当者会議」があるからね。
そもそも「訪問ナントカ」ばっかりになってきて、だれかが入れ替わり立ち替わり訪れる。
ええと、今日は介護用品会社のスタッフさんが来訪。
ちょっと前に、浴室の段差解消のため、浴室床全体を底上げする「すのこ」を頼んでいた。
オーダーメイドになるので、寸法を測ってもらい、業者に見積もりを依頼しているとちゅう。
だけど、退院してから、母がどんどん歩けなくなる。
驚いたことに、母は「しんどいから、もうおふろは入らない」と言い出した。
うはあっ、たしか10年まえでも毎日欠かさずシャワーを浴びていたというのに!
私は、メンドーなんで、むかしからめったにシャワーなんて浴びない。
いまは週に1回のシャワーがやっと。
私もトシなんで、週1回でも入ったら疲れる。それに、あとで冷えてきてツラい。
母は、サ高住では週3回、自宅に引っ越してからヘルパーさん介助で週3回、入院してしばらくは週2回だったのが、週1回に変更。
なので、退院後は私が介助して、せめて週2回は入ってもらうつもりだった。
けれども、今朝ふたりでシャワー問題を話し合っていたら、
母「もう入らなくていいわ」と言う。
まあ、永久に入らないのもなあ。
それで私は「訪問入浴介護ってサービスもあるよ」と言った。
「訪問入浴介護」とは、専門の業者がバスタブをウチんなかに持ち込んで、そこで全身入浴させてくれるサービスのこと。
出典 https://www.care.co.jp/service/visit-bathing
私「大きなバスタブを持ってきてくれて、3人ぐらいで入れてもらえるんだよ」
母「あ……知ってる。むかし見たことあるわ」
「えーっ?! そんなん、どこで?」
「あのね、もう……15年ほどまえかな、マンションのエレベーターで、大きなおフロを乗せていて……
ふうん、あんなの、使って、おフロ入るヒトがいるんだって思ってた」
私「そうそう、それそれ」
「あ、そうなんだ、アレなんだ。
アレだったら、いいねえ、ラクだねえ」
「でしょでしょ~?」
母が乗り気になったので、すぐにケアマネさんにラインで、
「訪問入浴介護もお願いします~」
ケアマネさんのお返事「くわしくは担当者会議で~」
そしたら結局、浴室底上げ「すのこ」はいらねーじゃん?
あわてて、こんどは介護用品会社に対してキャンセル連絡。
午後3時、その会社のスタッフさんが来られた。
まあ、おフロ問題は、訪問入浴介護で解決しそうで、いま設置してしまった浴室内手すりや、洗面所付近の手すり4本は、後日撤去してもらうことになった。
退院前日に、わざわざ付けてもらったばっかりなのに。
だけど、訪問入浴介護になったら、いっちゃん助かるのは私だよ。
あと、全身ドボンと浸かれるから、きっと気もちいいしね。
入院まえは、浴槽もまたいで入れず、ずっとシャワーで寒かったから。
そっかー、とうとう訪問入浴か。
やっぱり要介護4だなあ。