突然、サバ缶を好きになった。
私は、年齢のサバを読むとか、そういうのには興味がないけど、健康にいいんじゃないかと、サバ缶24個をまとめ買いしたことがある。
鯖の水煮缶で食塩不使用だ。
いまから1年半まえに買い、届いたあとに、2個ほどそのまま食べてみた。
なんの料理もしていないと、それほどおいしくなく、残りは放ったらかし。
ところが、「50代からの骨粗鬆症対策の献立」の本に「さば缶と青梗菜のしょうが風味煮もの」というレシピがあった。
サバ缶もチンゲンサイもカルシウムが豊富。
メンドーなんで、食材はサバ缶とチンゲンサイしか使わない。
そう決心して、生まれてはじめて「チンゲンサイ」という野菜を買った。
買ったはいいけど、切りかたがわからず、まあ、ユーチューブを検索してわかったよ。
いまの時代、わからないことがいくらあっても、即解決してしまう。
それで判明したが、チンゲンサイって、めっちゃ切りやすい。
私が切っても、10分とかからない。
で、レシピは、サバを缶汁ごとナベにブチ込む → 水入れる → みりん、しょうゆ → チンゲンサイ → 7分煮て出来上がり。
食べてみたら、サバ、油がのってておもくそウマいじゃん?!とやみつきになった。
4人前作って、当日の昼と夕、翌日の昼と夕に食べる。
母ちゃんは、ずっと胃ろう注入で済むから関係ない。
こうして私は、サバ缶を好きになったが、追加をアマゾンで買おうとして愕然とした。
ね、値上がりしてるっ!
1年半まえは、1缶181円だったのに、いまは296円とかで出品されている!
高っ! 高すぎる! サバのイメージが崩れ去ったよ。
しかし、たまたま1缶281円という安値で出している出品者を見つけた。
アマゾンって、こういうの、いろんな出品者がバラバラで商品登録してるから、こまめに探さないと安いところが見つかんねー。
そいでさ、よし! 281円は安い!
じゃあ48缶買っておこう。缶詰なんだから長期保存できるし、安いとこで買い占めだ。
アマゾンで注文した宅配は、通常はマンションの宅配ボックスを利用している。
けどね、今回は缶詰48缶でしょ? ぜんぶで約12kg、これを宅配ボックスから自宅へ運ぶのはムリ。
なので、はじめて「玄関ドア前に置き配」という指定を使ってみた。
そしたら、ヤマト宅急便、メールを送ってきて、そのリンクからこんな画像が!
ひゃあ、スゴいスゴい!
置いた場所をこんなふうに撮影して、ちゃんとわかるようにしてくれるんだ。
コレだったら、対面でいちいちハンコ押すより、ずっとラクチン!
なるほど、重たい荷物は「玄関ドア前に置き配」でいいな。
さて、よろこんでサバ缶を引きずって、ウチんなかに入れて、またもびっくりすることがっ!
サバ缶の賞味期限が「2024年8月1日」ですねん。
48個、ぜんぶおんなじ。
まだウチに残っているサバ缶の期限が「2025年5月1日」だというのに。
う~ん、1缶281円と格安なのは、こういうカラクリなのかあ……
じゃあ、明日から8月1日までに、私ひとりで48個食べんとな。
2.7日に1個食べたら間に合うが、まあ、それこそ缶詰だから、あと半年やそこらイケるでしょ。