カウンセラー先生がつねづね言っていることだが、やりたいことがわからないとか、自分らしく生きられていないとか、そういう悩みを抱えているヒトはどうしたらいいか?というと、まあ方法はいろいろあるんだけど、先生がけっこう定番の回答としているのが「それを実践しているヒトに会いに行きましょう」というもの。
「いまやりたいことをやっているヒトに会いに行きましょう。いま自分らしく生きているヒトに会いに行きましょう」とよく言われている。ここしばらく先生はよく「ライフワーク」をテーマに取り上げることが多く、余計にそのアドバイスが目につく。
今日はたまたま、そんな風に「自分らしく生きているヒト」に会うことができた。そのかたからお声をかけてもらったのでイソイソと出掛けた。会うのははじめてではないが、そもそも謙虚なひとなのであまりご自分の実績とか積極的に話さない。
その実績を知ってから認識を変えるというのも、とても失礼なことなんだけど、そのあたりをくわしく話を聞いて驚いてしまった。それだけの才能に恵まれていたら、もう十分ではないか、なにも迷うことはないじゃないかとおこがましいのを承知でびっくりしてしまった。
でも、きっと実力のあるひとは、その世界のむずかしさもよくわかっているんだろう。私はまったくのしろうとだから本来なにも言えない。けれども、そのひとにしかできない表現があるんじゃないか? そのひとだからこそ作り出せるモノがあるんじゃないか? とエラそうだけど、そんな確信がある。
そして、そのひとはすでにそういう道を歩みはじめていて、その様子に感銘を受けた。「自分らしく生きること」にしっかり向き合うってこういうことなんだなあとも感じた。
そのひとと別れてからもいろいろと考えた。私自身もいい刺激をもらったためか、これからどうするか?ということについて少し展望が見えてきた。単純に前向きになれたという感じともちがっていて、自分のもっと深いところが揺さぶられたような感覚だ。
だれかの才能が光って見えると同時に、自分はそういうことはできないけれど、しかし自分ならばこういうことはできるかもしれないという希望が湧いてきた。不思議だねえ。やっぱり私も、自分だからこそできるナニカに近づきたいよ。
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