今夜は久しぶりに心理学の講演に出席した。いつもお世話になっているカウンセラー先生が、また新刊を出す予定で今日はその記念講演だった。「自分らしい幸せな人生を生きる方法」というお題で90分の講演なのだが、やっぱり直接話を聴くとダイレクトに伝わってくるモノがあってよかった。
ブログや本だけでは限界がある。今日はとくに気がついたが、「感情レベル」で伝わってくるモノが大切なんだと思わされた。まず話者の感情が動いており、それが聴き手に伝わって感情が揺り動かされる。だから「知識」が得られるより、「感情」で直接伝わってくるモノのほうがすごいパワーがあるんだね。
これって当たり前のことかな? でも、なにかを伝えたかったら、相手の感情を動かしてナンボのもんなんだ。
それで、「自分らしい」とはなにか?ということが、そのパワーで腑に落ちた。「自分らしさ」って、まずは自分をわかっていないとわからん。まあね、自分のことってなかなか客観的に見られない。そのために「好きなものは何か? 嫌いなものは何か?」に正直になること。そして、自分にはどういう生きかたが向いているかを考える。
それから「パターン」について。だいたいだれでも「自分のパターン」がある。先生が例にあげたのは「ダメンズコレクター」。この先生は恋愛や結婚のグチャグチャが得意なので、すぐそんな話になる。私のパターンは「失業」。いま5回目の失業だ。しかし、パターンはその気になれば変えられるというので、よっしゃ、がんばろ。
私が言うのもおこがましいけど、先生は、去年ベストセラーが出てから出版依頼がどんどん増えているし、セミナーもますます盛況だし、そうするといっそう力が抜けてきていい感じでおられる。余裕と風格が出てきたね。
それでもって「やりたくないことはやらないでいいんです。だれかにやらせるんです。自分が楽しんでいるかどうかだけが大事」と堂々と言われると、ああそうか、そういう生きかたで大丈夫なんだなと納得してしまう。
べつにりっぱなことなんかしなくていいわけで、私だったらぼーっとしているのが大好きだから、ただただぼーっとできる環境を自分に用意してあげたらいいだけ。
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