5:00起床。車内温度18.5度。さわやかに晴れている。この天気なら、層雲峡からロープウェイで黒岳へ行ってみようか。
6:40 道の駅「しらたき」、出発。
8:53 層雲峡、到着。
セブン-イレブン上川層雲峡店は、景観配慮で黒一色のデザイン。めずらしい。
まずは、層雲峡ビジターセンターへ行って、
黒岳までどのくらい登るのか?を見て……標高差が464m! こりゃあ、絶対登れないとわかる。ムリムリ。
でも、まずは大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイで五合目まで行く。
降りてきたゴンドラとすれちがい。
う~ん、上がるにつれてガスが濃くなる。
五合目に着いたけど、一面のガスでなにも見えない。
五合目から七合目まではリフトがあるが、この天気じゃどうしようかな?
山ヤは「ガスっててどーのこーの」と言うけれど、霧で幻想的とも見えるよね。
とはいえ、見晴らしがいいはずの高松台も真っ白だ。
ぜんぜん期待しないで、リフト乗り場を見に行ったら、
ありゃ、少しだけ青空が見える! 喜びいさんで黒岳リフトに乗ったら、
リフトがめちゃくそ楽しい!
鳥の声をぞんぶんに聴きながらこんな景色や、
そよ風に吹かれながらあんな眺めや、
すぐ下にお花畑が見えたり、た、楽しすぎる……10往復ぐらい乗っていたい。
しかも、昇るにつれてますます青空に。
七合目に到着して、ちょっと歩いただけで、
ひょっこりとシマリスが。そこにいたひとたち、みんな大喜び。
リスのしっぽ、長~い。
七合目からの眺望。これだけ見えていたら満足だ。
北海道ではおなじみの山名がならんでいる。もうずっと昔だけど、このうち5山は登った記憶がある。いまは足腰が弱ってどこにも登れないのが残念。
ここから見下ろすと、五合目がガスのなかだとよくわかる。
ちょこっと小腹を満たす。
11:03 遊歩道があるので行ってみる。滝が見えるらしい。
11:20 「あまりょうの滝、見晴台」到着。
うんと遠くに滝らしきものが見える。
黒岳方面の眺め。
リフト乗り場まで戻ってきたが、さっきより雲が多い。
11:46 帰りもリフトが楽しすぎる。ふんふんふん♪
五合目は相変わらずガスにつつまれている。
12:29 ロープウェイで層雲峡に降りてきた。
つぎは、かなり楽しみにしていた「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」へ。ロープウェイ駅のすぐ近くにある。12:53 到着。
山岳写真家/市根井孝悦(いちねい・こうえつ)の作品が大量に展示されている。
元小学校の校舎を生かしたミュージアム。
スタッフのかたが「自由に写真を撮ってかまいません」と言ってくれたので、その一部を。
これは「ニペソツ山の朝焼け」。ニペソツは本当に秀麗な山容だ。昔登ったことがある。
市根井孝悦の作品「朝日に輝くチングルマ」。大雪山系にある「化雲平」という場所。ここも昔に歩いたことがある。
市根井孝悦の作品「三国峠盛秋」。三国峠は国道273号線にあるが、こんなにすばらしい写真が撮れるなんて!
市根井孝悦の作品「沼ノ平秋色」。
市根井孝悦の作品「晩秋の高原温泉」。ものすごい……
市根井孝悦の作品「厳冬のトムラウシ山」。カメラの機材を担いで厳冬期に登るなんて想像を絶する。
14:25 なごり惜しいが、層雲峡・大雪山写真ミュージアム、出発。
ふと思いついて層雲峡ビジターセンターに尋ねてみたら、ここの公営駐車場で車中泊OKとのこと。助かった。
この近辺のホテルはたいてい日帰り入浴させてくれるので、15:22「層雲峡温泉朝陽リゾートホテル」、到着。
大きなホテルでりっぱなロビー。
浴場も非常に広かった。久しぶりに硫黄臭のするいいお湯。
「日帰りでもロビーを使っていいですか?」と訊いたら、「どうぞ、ゆっくりしてください」とこちらを案内してくれて、
「お飲み物も召し上がってください」。行き届いたもてなしに感心してしまう。いつか泊まりに来たい。
日帰り入浴であまり長居をするのも気が引けて、17:20 層雲峡温泉朝陽リゾートホテル、出発。黒いセブン-イレブンで夕食調達。許可ももらったことだし、層雲峡公営駐車場で車中泊。22:30就寝。