北海道放浪20日目|層雲峡、黒岳七合目でシマリスがお出迎え

5:00起床。車内温度18.5度。さわやかに晴れている。この天気なら、層雲峡からロープウェイで黒岳へ行ってみようか。
6:40 道の駅「しらたき」、出発。

8:53 層雲峡、到着。
セブン-イレブン上川層雲峡店は、景観配慮で黒一色のデザイン。めずらしい。

まずは、層雲峡ビジターセンターへ行って、

黒岳までどのくらい登るのか?を見て……標高差が464m! こりゃあ、絶対登れないとわかる。ムリムリ。

でも、まずは大雪山層雲峡・黒岳ロープウェイで五合目まで行く。

降りてきたゴンドラとすれちがい。

う~ん、上がるにつれてガスが濃くなる。

五合目に着いたけど、一面のガスでなにも見えない。

五合目から七合目まではリフトがあるが、この天気じゃどうしようかな?

山ヤは「ガスっててどーのこーの」と言うけれど、霧で幻想的とも見えるよね。

とはいえ、見晴らしがいいはずの高松台も真っ白だ。

ぜんぜん期待しないで、リフト乗り場を見に行ったら、

ありゃ、少しだけ青空が見える! 喜びいさんで黒岳リフトに乗ったら、

リフトがめちゃくそ楽しい!

鳥の声をぞんぶんに聴きながらこんな景色や、

そよ風に吹かれながらあんな眺めや、

すぐ下にお花畑が見えたり、た、楽しすぎる……10往復ぐらい乗っていたい。

しかも、昇るにつれてますます青空に。

七合目に到着して、ちょっと歩いただけで、

ひょっこりとシマリスが。そこにいたひとたち、みんな大喜び。

リスのしっぽ、長~い。

七合目からの眺望。これだけ見えていたら満足だ。

北海道ではおなじみの山名がならんでいる。もうずっと昔だけど、このうち5山は登った記憶がある。いまは足腰が弱ってどこにも登れないのが残念。

ここから見下ろすと、五合目がガスのなかだとよくわかる。

ちょこっと小腹を満たす。

11:03 遊歩道があるので行ってみる。滝が見えるらしい。

11:20 「あまりょうの滝、見晴台」到着。

うんと遠くに滝らしきものが見える。

黒岳方面の眺め。

リフト乗り場まで戻ってきたが、さっきより雲が多い。

11:46 帰りもリフトが楽しすぎる。ふんふんふん♪

五合目は相変わらずガスにつつまれている。

12:29 ロープウェイで層雲峡に降りてきた。

つぎは、かなり楽しみにしていた「層雲峡・大雪山写真ミュージアム」へ。ロープウェイ駅のすぐ近くにある。12:53 到着。

山岳写真家/市根井孝悦(いちねい・こうえつ)の作品が大量に展示されている。

元小学校の校舎を生かしたミュージアム。

スタッフのかたが「自由に写真を撮ってかまいません」と言ってくれたので、その一部を。
これは「ニペソツ山の朝焼け」。ニペソツは本当に秀麗な山容だ。昔登ったことがある。

市根井孝悦の作品「朝日に輝くチングルマ」。大雪山系にある「化雲平」という場所。ここも昔に歩いたことがある。

市根井孝悦の作品「三国峠盛秋」。三国峠は国道273号線にあるが、こんなにすばらしい写真が撮れるなんて!

市根井孝悦の作品「沼ノ平秋色」。

市根井孝悦の作品「晩秋の高原温泉」。ものすごい……

市根井孝悦の作品「厳冬のトムラウシ山」。カメラの機材を担いで厳冬期に登るなんて想像を絶する。

14:25 なごり惜しいが、層雲峡・大雪山写真ミュージアム、出発。
ふと思いついて層雲峡ビジターセンターに尋ねてみたら、ここの公営駐車場で車中泊OKとのこと。助かった。

この近辺のホテルはたいてい日帰り入浴させてくれるので、15:22「層雲峡温泉朝陽リゾートホテル」、到着。

大きなホテルでりっぱなロビー。

浴場も非常に広かった。久しぶりに硫黄臭のするいいお湯。

「日帰りでもロビーを使っていいですか?」と訊いたら、「どうぞ、ゆっくりしてください」とこちらを案内してくれて、

「お飲み物も召し上がってください」。行き届いたもてなしに感心してしまう。いつか泊まりに来たい。

日帰り入浴であまり長居をするのも気が引けて、17:20 層雲峡温泉朝陽リゾートホテル、出発。黒いセブン-イレブンで夕食調達。許可ももらったことだし、層雲峡公営駐車場で車中泊。22:30就寝。

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