まず、昨日2018年9月15日にフェリーに乗船してからの様子を書いておく。
太平洋フェリーに乗るのははじめてだ。昔北海道に行くときは新日本海フェリーばかりだった。
今回も往きは新日本海フェリー、しかし帰りは太平洋フェリーにしてみた。
インフォメーションで部屋のカードキーを受け取って、

エレベーターで上階にあがる。吹き抜けがシンプルでいいね。

長い廊下を歩いて奥へ。「いしかり」は全長約200mもあるフェリーだ。

カードキーを差し込むとカギが開く。このカードは最後には持って帰っていいらしい。

シックなツインルーム。

小さなロッカーとタオルなど。2泊3日の行程なのでタオルは2組用意されていた。

自分のウチが5畳ワンルームだから、広いなあ、うれしいなあ、永住しようかなあ。

窓側に追加ベッドにもなるソファー。デスクも広くてパソコンが使いやすい。

陸のほうが見える部屋を選べた。港のあかりが見える。

テレビは壁にはめ込み式ですっきりしている。

お茶のセットとポット。

その下に冷蔵庫も。

ユニットバスは一面にアクセントクロスを貼ってあって、壁紙が好きな私はなでてよろこぶ。

おお、床のタイルもポイントが高い。インテリア全般、なかなか好みに合っていてとても居心地がいい。

船での食事はぜんぶバイキングになっている。

「ブッフェ」とかむつかしいことを言わずに「バイキング」だ。おばちゃんにもわかりやすいよ。

そんなに凝った料理ではないけれども、

老若男女だれもが食べられそうなものばかり。

牛モモ肉の薄いステーキがやわらかくておいしい。これはおかわりした。
別腹メニュー、いま「和風甘味」特集だそうで黒ゴマプリンが意外にあっさりして美味。

レストランも広いので、ひとりでも4人用テーブルを使えた。

プロムナードの壁にもお皿をかざってあっていい感じ。

午後8時から1時間ちょっとラウンジショー。エレクトーン演奏者がとてもきれいな女性。

エレクトーンとピアノ、それぞれソロとデュオを数曲ずつ。

ピアノ、弱音がよかったなあ。やっぱりクラシック畑のひとだそうだ。
おふたりともトークもおもしろくて漫才みたいだった。フェリーでのミニコンサートは楽しいね。
で、ショーが終わったのが9時すぎ、それから風呂に入ってあーだこーだして、ブログをもっちゃもっちゃ書いて、船上Wi-Fiが弱すぎてアップに長時間かかり、結局寝たのが3時だった。
いくらなんでもおそすぎるが、いやあ、いつもこんな調子で、だからパートに出ても使いモノにならないんだよ。
今朝は8時半に目が覚めた。
朝食タイムは7時半から9時までなのでギリギリ間に合った。

バイキングは好きなものをちょっとずつ食べられるからいいな。

でも、温かいものが冷めてしまうのが少し残念。
途中、仙台港に寄港する。

そのうち昼食。動かないのでおなかが空かないクセに、見たら食べたくなる。

今日は廃人と化していた。
やっぱり長旅の疲れが出てきたかね。眠いような眠くないようなあいまいな具合なので、ベッドにひっくり返ってぼーっとしつづける。
まだ天気がよくて窓からは青い海が見える。

今回の放浪で海のよさを再認識した。島武意海岸や神威岬のシャコタンブルー、すごかったなあ。
昼寝をしたかったのに、ふとんをかぶっても眠れない。はは、まだ旅の興奮が覚めないんだ。
午後からもミニコンサートがあったが、けだるいので行かなかった。
夕方ごろからめずらしく少し揺れていた。大きなゆったりした揺れは、寝ていると揺りかごのようで心地よい。
気がつくと、もう日が暮れかけていた。

あっという間に日が沈む。

なにもしないで、日がな一日海を見ていた。
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