汚部屋を心理学的に解釈する

「住んでいる部屋の状態というのは自分自身の心を投影している」とよく言われる。

心理学でしょっちゅう出てくる投影の法則を当てはめるまでもなく、これはよく聞くハナシだよね。
カウンセラー先生が「お片付け問題」の動画を配信してくれていたので、念のため真剣に見直して復習する。

まず、コレは主観的な問題で、自分が「わあ、片付いてへんわ、ぐしゃぐしゃやわ」と思ったら、他のヒトからどう見えようとも「片付いていない」のである。
部屋に限らず、ほかの問題も同じか。

で、「部屋の整理はココロの整理になる」とのこと。
じっさいカウンセラー先生は、片付けのプロのひとに自宅を整理してもらったら、奥さんとお子さんの考えかたや意識にあきらかな変化があったらしい。

おだやかに話ができるようになったり、精神的に安定してきたり、先生が見て変わったというのだから、すんごい効果があったんだね。
先生いわく「ココロと部屋はつながっているんだなあと思いました」

なので先生は「整理のプロのひとにいちど片付けてもらうというのもおすすめ」という。
はあ、よほどかめざましい変化があったんだね。しかし、いきなりプロにやってもらうというのもハードルが高い。

ただ「なんでもそうですが、プロに直接教えてもらうのがいちばん近道です」と言われるのには、なるほどなあとうなづける。
だからこそ、私は母ちゃん問題を解決するためにこの先生に教えてもうてるんやけどね。

「なぜいま片付けたいと思っているのか?」ということは、心理学的に見ると「自分のココロの状態を常に健康的に保っておきたい」ということになる。
「ココロがいつも整理されている状態、きれいな状態、安定した状態」を欲しいと思っているのだ。

部屋がぐちゃぐちゃというのは「オーバーワーク」が原因らしい。
単に仕事が忙しいというだけではなく、なにかしら精神的にいっぱいいっぱいになっていれば、それは「オーバーワーク」の状態とのこと。

う~ん、これは私にあてはまるかもしれない。
先月からパソコンの勉強をはじめたけれど、いまけっこうアセッているからね。
勉強の進みぐあいがあまりにもおそいので、うわあ、この調子だったらサイト作成に取りかかるのは何年さきになるんだろうとタメ息をついている。

そうしたら、画面のなかの先生はこう問いかけた。
「いまあなたは、自分のペースでどのくらい生活できていますか?」

ぶはっ! いいタイミングだねえ。
まさにその「自分のペース」を見失っていた。
いやあ、やっぱりアセリがいけないんだな。アセッているから、ココロがぐちゃぐちゃになってきて、それがそのまま部屋に映し出されているんだな。

そうすると、いまの生活を見直したほうがいいそうで、つまり「ライフスタイルを見直しましょう」という提言だ。
それには「なにかをプラスするよりも、なにかをマイナス(捨てる)するほうが実現しやすい」。

先生は実例として、テレビを捨てたとか、パソコンを捨てた、電子書籍にして紙の本を捨てたひとをあげた。
そういうふうにデトックス、断捨離をしていくと、結果的にココロと部屋が片付いていく。

ただし、もっとも大切なのは「デザインとなっている設計図」で、「どういう生き方をしたいのか? 自分にとって豊かさや余裕を感じる生活ってどんなものか?」を自分でわかっていることが重要なのだ。
その設計図なしに、片付けだけをちまたの方法でやってみても、いずれまたぐちゃぐちゃになってしまう。

そうか、やっぱり私も軌道修正したほうがよさそうだね。
「豊かさや余裕を感じる生活」をまず「いま」感じるように設計したほうがいい。

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