なにもできない自分に、そのままOKを出す

今日と明日は仕事がないのだが、二上山トレーニングは中止しておく。理由は、道路が凍っているかもしれないからだ。
山登りが好きなクセに、天気にほとんど興味がなくて、うっかり天気予報を確認しないことがよくあるけど、雪が降りそうなときは気をつけている。

私が住んでいる地方ではめったに雪が降らないので、わざわざ冬タイヤまで用意しとらんしね。
そういうわけで、休みなのに引きこもってモッサリ過ごしていた。

じゃあ、汚部屋の片づけでもしたらちょうどいいのに、これがまったくやる気になれない。
すぐ目の前にある紙の山は、去年の夏、北海道放浪から帰宅したとき、自宅の郵便受けにたまっていたヤツなんだけど、その日取ってきたまんまの状態で半年が過ぎている。

私はちょっとでもストレスがかかると、部屋が荒れはじめる。放浪もけっこう疲れたので、その後片づけができなかったのだ。
放浪のまえはパートに行っており、そのパートもしんどかったのでそのあいだずっと荒廃するいっぽうだった。

そのパートのまえはというと、職業訓練がしんどかったからで、さらにそのまえはポイント稼ぎがしんどかった、そのまえのパートがしんどかった、親の介護がしんどかった、……となんかもう、生きてるだけでしんどくて、だから汚部屋の熟成が順調に進むのだ。

あらためて自分の極小キャパにあきれてしまうが、こんなにもデキないことが多すぎるのが「ありのままの自分」なんだ。
ありのままの自分を認めるということは、なにもデキなくても自分を責めないで、ごくフラットな気もちでいることなんだろうけど、いやあ、ついつい責めたくなるね。

「片づけができる自分→OK」、「片づけられない自分→ダメ」というジャッジをくだしてしまいそうになる。
そうなりそうなところに待ったをかけて、あえて「いいよ、いいよ、なにもしなくてもすばらしいよ」と自分に声をかけてみる。

カウンセラー先生いわく「部屋がぐちゃぐちゃというのは、オーバーワークなんです。それはカラダの疲れだけではなく、アタマの疲れもあります。つねにアタマであれこれ考えているのも疲れの原因になり、オーバーワークの状態なんです」とのこと。

それなら、いまの私は仕事をはじめたばかりだから、やっぱりまだまだ疲れているんだろうなあ。
とてもラクな仕事でよかったはずだけど、それでもストレスになっている面があるんだ。

相変わらず「弱い自分」がなさけないが、いやいやいや、弱くていいじゃん、週三日で疲れてもいいじゃん、と自分をいたわってみる。

そういえば、最近のセミナーのお題が「自分を愛する」というテーマみたいだけど、ああ、いまの私にぴったりだね。
もっと自分を大切にしたいんだよ。だんだんトシを取ってきて、残り時間も少なくなってきたし、自分の存在であったり人生であったりをもっと慈しみたいんだよね。

いま生きて、こうしていられることが当たり前ではないように思えるから、いまの自分を唯一無二のものとして、もっと大事にあつかってあげたい。

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