「なんという心理検査を受けたのか?」というお問い合わせが3件来とりまして、その回答でごぜえます。
そもそもワシは、会社から「あんた、認知症じゃねえの?」とほのめかされたので、「もの忘れ外来」のある精神病院へ行った。べつにウチからいっちゃん近い病院に行っただけ。なにも考えてへん。
で、最終的に受けた心理検査はふたつで、「ウェクスラー(WAIS-III/ウェイス・スリー)成人知能検査」と「AQ(自閉症スペクトラム指数)」だ。
質問をくださった方々はたぶん「成人知能検査」が気になるのかな?
「ウェクスラー成人知能検査-Wikipedia」は、受けたいのなら病院以外でもできるみたいだ。
→「成人知能検査 受けたい」の検索結果
ワシは認知症疑いで受診して、だけど精神科医の先生が「発達障害じゃねえの?」と言われて、「WAIS-III」と「AQ」を受けることになった。こういう流れだから、健康保険が適用されたのでそんなに費用はかからなかった。
だけど、とくに「病気」じゃなかったら保険は効かないと思う。
まあ、ワシが「もの忘れ外来」をすぐに受診した理由は、「認知症は自分で自覚できない」と聞いたことがあるからだ。新しいパート先で「ありえないほど仕事が覚えられない。解雇します。病院行ってますか?」って言われて、えっ?! そんなにヒドいんかっ! そりゃエラいこっちゃと思って近くにある病院に電話で予約した。
まえまえから「頭部MRI」は受けてみたかったので、ソイツもやってもらえて助かった。「年齢相当よりもやや萎縮」しているそうで、くそったれな結果やったけど、ちっちゃい脳梗塞とかはなくてホッとした。父ちゃんが脳梗塞だったんで心配やってん。
そして、知能検査の値を教えてもらえて、これもやっぱりすごくうれしかった。妹とおんなじ数字だったから、すっごく安心した。いやあ、これまで親からボコボコに殴られたり、ケチョンケチョンに言われたり、妹とくらべられてエラいめに遭ってきましてのう。
といっても、その妹も暴力相当のヒドいめに遭うとるけどね。ウチラの親は、生い立ちがヒドいもんだから、子どもにやさしく接することができへんねん。ただ、心理学を勉強したいまでは、親なりにじゅうぶんがんばって愛情をそそいでくれたとわかってきたけどね。
さて、知能検査についてだけど、たった2時間のテストなんだし、ちょっとした指標のひとつに過ぎないよね。精神科医の先生と臨床心理士さんは「研究せえ!専門職つけ!」ってエラくはりきってたけど、いやいや、ワシが習ってきた「巷の心理学」じゃあ、そこまで職業を限定せえへんよ。
「市井の心理学」だったらお決まりのコトバで「ソレってワクワクする?」に尽きるかな。べつにテストなんかやらへん。あ、ワークとかするけど。自分が好きなこと100個書けとか300個書けとか、そういうのはよくやる。
で、「ニヤニヤできること」やったら正解やねん。ココロが踊ることね。魂が生き生きすること。
それが「ライフワーク」なんだよね。
あ、でも病院でもらった「心理検査の解説」にこう書いてくれていたよ。
「仕事のことにかかわらず、興味のある学問に手を出してみたり、趣味を極めてみたりすることで、自分の得意分野や好きなことに出会えるかもしれません。閉じていくのではなく、これからも自分の世界を広げて、楽しめるものを見つけていってください。」
うんうん、いっしょだよねえ。
「楽しい」という気もちがいっちゃん大事ってのは、どこの心理学でもいっしょやん。
いまのワシはやっぱり「ピアノ」にまつわることがいっちゃん楽しい。だから、もうその「好き」って気もちにひたすら正直になって行動したい。
質問をくれた方々、そしてこのブログの読者さん、どうか「ホントのホントに好きでたまらないモノ」を見つけてください。見つけようという意気込みがあったら、必ず出会えます。