悩みを解消するには、まずやっぱり「行動」

パート先で、今日もたまたまエクセル作業を頼まれた。よろこんでホイホイ取りかかる。お客さんの一覧表をもとにして、ちょっとした作業をする。そのお客さん一覧を見てみたら「顧客番号」順に並んでいた。

必要な作業は、お客さんの「名まえ」から情報を引っぱってくる。そのままでは「顧客番号」順になっていてやりにくいから、そのシートのコピーを作って「名まえ五十音順」に並べ替えて作業していた。

▼こんな感じの並べ替えね。よくやるよね。こげな作曲家になに売るんや?!とかはともかく。あ、やっぱりピアノ売れそうや。飛び込み営業行こ!

そうしたら、先輩パートさんが「え?そんなことできるの?」という。べつのヒトもやってきて「わあ、そんなんできるんや。ソレすごく便利!どうやるん?」

これまでどうしていたのか?というと、顧客番号順の一覧しかなくて、それを「目で見ていって」必要な情報をピックアップしていたらしい。お客さん、何百人(もう来ていないヒトも含めて)もいるから、それぜんぶ目で見て拾うのはものすごくタイヘンだったという。

エクセルで作った表を「並べ替えできる」ということをだれも知らなかったのだ。



いや、でもソフトの使いかたなんて、ちゃんと教えてもらうとかマニュアル本を読んでみるとかしないと、だれでもわからんよね。ワシもエラそうに書いてるけど、たとえばワードとかさっぱりできへん。行間の変更とかぜんぜん知らへん。だから、なんでもかんでもぜんぶエクセルで間に合わせる。

で、少々気恥ずかしかったけど、三十代の先輩パートさんに「こんなふうに並べ替えできますぅ」と説明させてもらった。

とはいえ、そのおふたりはたいへん優秀なスタッフさんで、セールストークもよどみなく万全にできるヒトたちだ。お店の売上げにちゃんと貢献している。べつにエクセルなんか必要ない。ワシ、そもそも店員として雇われたわけで、事務やるんじゃないからエクセルいらんいらん。



できるようにせんといかんのは、商品説明だったり、お客さんの特性把握だったり、営業担当さんとの連絡だったりで、そこいらの細かいとこを覚えないといけない。それで、一週間ほどまえに「いまのパートを『自分に向くように』もがいてみる」の記事で書いたように「仕事マニュアル」をちょびっとずつ作成している。

これ、「1日3行」のつもりで手をつけるとなかなかよろしい。ウチに帰ってからでも、よし!3行でええなと思ってノートを広げると、案外10行ぐらいは書けてしまう。散逸していたメモをとりあえずまとめられる。

やってみたら思った以上に、まずは「気分がすっきり」した。マニュアル作成でその分ピアノの練習時間はけずられてしまうけど、だからといって仕事ができないストレスを溜め込むより、毎日復習したほうがいいと納得できた。いつかは、この仕事もエクセル並みにラクにできるようにしたい。

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