また妹から「超超長文危険」というタイトルのメールが来た。こんどは1,307文字だ。いつもそうなのだがお悩み満載である。物忘れについては、すでに専門病院を受診していていまは結果待ちだそうだ。
彼女のメインテーマはずーっと一貫して変わらない。たぶん小学生のころから悩んでいるんじゃないかな? だから、それはもう卓越した「才能」なんだよねと今日も感嘆していた。もうじき54才になるというのに、それだけエネルギッシュに悩めるなんて、まずは自分を「なんて生命力にあふれた大した人間なんだろう!」とホメてあげてね。私も見習おう。
ええと、ことわざをひとつ。
「馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできない」
それは私もよーくわかっている。それに、妹が今回も自力で解決できると信頼もしている。にもかかわらず、ごめんね、聞きたくもないアドバイスだと思うけど、まあ専門家にフォローしてもらうのはどうかなあ?
私の自分勝手な考えにすぎないけど、プロのヒトたちはね、やっぱりものすごく経験を積んでいるわけで、そうするとシロウトには思いもよらない解決方法を提案してくれたり、またはおのずと気づかせてくれたりするんだよね。
と、ついついおせっかいになってしまったが、う~ん、それだけ長年妹が取り組んでいるテーマだから、それはもはや「ライフワーク」なんだろうとも思う。カウンセラーN先生がときどき言ってるけど、「お化け屋敷が好きなヒトは、『うんと怖いお化け屋敷』と『ぜんぜん怖くないお化け屋敷』とどっちを選びますか? 決まってますよね。『うんと怖いほう』を選びますよね。わざわざお金払って怖い目に遭いに行きますよね」
あるいは「よりによって『苦労』ばかり選んでいるヒトもいます。ずーっと苦労していると、そのほうが慣れ親しんでいて、ラクをするのが落ち着かなくてやっぱり苦労したくなるんです」などなど、心理学だったらどういう見方をするかというのはいろいろあるけど。
「どういう人生にしたいのか?」は妹自身が考えることだからね。
私は、いまだったら「傾聴」は少しばかりできるよ。傾聴するんだったら、アドバイスはいっさいしないからね。妹の「鏡」役になって、妹自身に「なにかが降りてくる」というお手伝いはできるかもしれない。Zoomでやれるから、もしやってみたいんだったらいつでも連絡してね。