精神年齢が低すぎる自分を受け入れたい

先日、コンプレックスについての心理学セミナーで、カウンセラー先生が「コンプレックスは、年月を重ねることでだんだんなくなるものもあります」と言われました。ここでふと、セミナー出席者に目がいく私。みんな若い! 私みたいなおばはんは見当たらん!

そもそもこの先生のお客さん層は若い女性がほとんどなんです。先生は毎日濃厚なブログを書いていますが、いちばん多いテーマが恋愛だから、自然と若い女性が集まってきます。私はといえば、たまたま数年前になにかの検索で先生のブログを知って、なんとなくファンになりましたが、恋愛は関係ないよなあ。

いまとなってわかるのは、私自身がとっても未熟でオトナになり切れていないので、それで若いひとが好む先生のブログに惹かれたのかなあと思っています。

で、最初のコンプレックスの話に戻りますが、先生いわく「みなさん、高校生ぐらいのときにコンプレックスだったことって、もういまでは悩んでいないでしょ? トシを取ることでだんだん気にならなくなるんです。図太くなるとか、鈍感になるってのもあります。だから、コンプレックス満載のおばあさんなんていないでしょ?」

う~ん、それはどうかな? 私はたぶん、あと5年たって60才になれば立派におばあさんと名乗れるはずですが、まだまだコンプレックスを抱えていそうです。とはいえ、先生の言われるとおりトシを取ったからこそ、だんだん気にしなくなった劣等感ってたくさんありますね。

私がしつこく抱えていた巨大コンプレックスが「学歴コンプレックス」でしたが、それもねえ、さすがに数年前からはほとんど気にならなくなっていました。学歴が仕事に影響すると思っていましたが、だいたいその仕事だって55才で区切りがつくモンですからね。

ここ最近になってよく思うことは、心理学でよくあるテーマで悩むって、けっこうぜいたくな悩みかもしれないってことです。私はそういうのが好きで、ヤレ自己肯定感がどうの、ヤレ自分を許すだの、自信を持つだの、あーだこーだやっていますが、ちょっと青臭いことかもしれません。

ふつう50代ともなれば、もっと地に足を着けていて、まずは生活を営むことをいちばん大切にしているんじゃないかな? 同じ50代のひとたちのブログを読んでいると、そのあたりのちがいが気になって、ああ、自分はなんてガキンチョなんやろ~とため息が出ます。

でもまあ、いつまでもコドモなのが自分の本性なんですよね。だいたい10才くらいで成長が止まってる。コレってずいぶん長い間自覚できなかったんですが、よ~く自分のなかを探っているとやっぱり10才でしたわ。だからこれからようやく思春期……来るかな?

ふつうのヒトよりもココロの発達がモノスゴく遅れていますが、それは気にしないことにしました。もうソレが自分だから。そういう自分にふさわしい人生って、自分自身でオーダーメイドしないといけない。だから、これからはヒトと比べずに、自分をもっとよく知りたいと思っています。うん、つまり他人軸をやめて自分軸で生きようといういつものお話。

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