デフォルトが引きこもりというのが私なんだが、どうしても見てみたいモノがあったら、そのときだけイソイソと出かける。「見たいモノ」はといえば、スゴいひとのスゴいパフォーマンス。いまのところは2種類だけで、ひとつは心理学セミナー、もうひとつはコンサート。
心理学セミナーは、実際に勉強になり、かつ自分の人生を変えられるという実用面があるわけだけど、カウンセラー先生の名人芸をじかに見て、ただ単に「やっぱ、スゲえわ、この先生、2万人もカウンセリングした経験って、こんな風になるんだわさ」とひたすら感動する。
コンサートも、音楽を聴きたいからという理由に加えて、やっぱり天才と呼ばれるひとを目の当たりにして、いやいや、こんなヒトと同時代に生きられてなんと幸運だろう!と感動する。
私は、どういうわけかこの手の感動欲?があるので、まあ、そんなに頻繁ではないけどたまには外出する。そして、輝かしい才能の放つ光を存分に浴びて、満ち足りて帰ってくる。
今夜、久しぶりにテレビを見たら、将棋のニュースで持ち切りだった。藤井四段という14才のひとが連勝しているらしい。私は将棋のことはまったく知らないので、それがどんなにスゴいことかわからないが、こんなに大々的に取り上げられているから、きっと未曾有のことなんだろう。
『デビュー当時の周囲の予想を上回る勝ちぶりについて、高野秀行六段から「『性能の良いマシンが参戦する』と聞いてフェラーリやベンツを想像していたらジェット機が来たという感じ」と評された』というのを読んで、なるほど、それでみんな大騒ぎしているわけだ。
将棋ファンのひとたちは、きっと楽しくてしかたがないだろうなあ。縁もゆかりもない私でも、ニュースを見ていたらなんだかワクワクしてきた。
ただ、将棋というのは男性がとても多いような気がする。男性しかいないんじゃないか?という世界は、パッと思いつく限りでは、クラシック音楽の作曲家もそうだ。まあ、クラシックは何百年も前のハナシだからともかく、将棋がエラく男性にかたよっているのはなぜだろう? いつかカウンセラー先生に質問してみたい。
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