さて、今日から「モーニングページ」を開始した。
モーニングページとは、毎朝思いついたことをノート3ページ分書くというワークである。ジュリア・キャメロン(アメリカの作家・ディレクター)が提案したワークで、このワークをつづけることにより創造性が高まるという。著作「新版 ずっとやりたかったことを、やりなさい。」(原題:The Artist Way)に掲載されている。
私は、先日堀江さなえさんのブログでこのワークを知った。→感情に振り回される|不安のループから抜け出せない(対処編)|ことほぎ|堀江さなえさん
わあ、おもしろそうだな!と思ったので、まずはノートを注文した。ノートね、むずかしいんだよ。もう老眼だから細い罫のノートはとっくにダメになっている。よくあるのはA罫:罫幅7mm、B罫:6mmだが、細すぎて書けない。なので、セミナーでメモを取るときは、ツバメノートの10mm罫幅(太横罫)B5を使っていた。
モーニングページでは「A4ノート」がいいという。デカっ。持っていない。じゃあということでアマゾンで気前よく10冊注文。
▼ツバメノート A4横太罫 A5007 10冊パック
来た。どーん。
▼おお、このシンプルで、かつふっとい罫線がいっちゃん好き。デザインは昭和22年から不変なんだって。いいよねえ。
ツバメノートは「糸綴じ」なので、真ん中に段差ができないのも気に入っている。セミナーで使うために過去いろいろなノートを物色したが、やっぱりツバメノートがよかった。
で、今朝は6時に起きた。いつもより1時間早い。
起きてすぐ、机の明かりだけ付けて、いそいそとノートを開き、水性ボールペンで書きはじめた。アタマに浮かぶことをそのまま綴っていく。いろんな思いがふーっと湧いてくるので書くことには困らない。
思い出すこと、やらないといけないこと、気になっていること、今日はまだ初日なので、ああはいはい、オッケーととっつかまえてぜんぶ書き出していく。ネガティブなこともどんどん書いたほうがいいらしい。そういうのをノートにブチまけておいて、日中さっぱりさわやかに過ごすためのワークである。
やりたいことも出てきた。いや、寝ていたいとか、放浪も寒いしとか、沖縄ならいいか、石垣島行きたいなとか。アタマにぶわわーっと湧いてくる雲を見つけたら、その形をそのまま書き留めていくようなかんじ。書いている最中も雲の形はどんどん変わっていく。手が追いつかない。
と、わりとせっせと書いていたのに、ノート3ページはなかなか埋まらない。30分経過したところでまだ1ページ半だった。やべえ。
ふつうのひとはこのワークを15~30分でやるらしい。はは、ムリムリ。私は倍かかりそうだ。とちゅう「3ページはたいへんだ」と何度も書きながらようやく3ページ分を書き終える。ストップウォッチは59分になっていた。やっぱりなあ。
▼モーニングページ初日。ふう。
やっべーな、毎朝1時間もかかっちゃ長つづきしねーよ。よし、明日から「30分タイマー」で書くことにしよう。たぶん1ページ半ぐらいになるが、それでよしとする。
で、ようやく書き終わって、さて朝ごはんと思ったのだが、あれ? 妙な達成感があるよ。ヤケにすっきりしていい気分だ。あれあれ?
パートに行ってもなんだか「通り」がよかった。アタマの「通り」がややいいのだ。
帰宅してからは、もっと変化が感じられた。いつもならネットを見ながらついダラダラするのに、そうしようとは思わなかった。ちゃっちゃと夕食を食べてさっさとピアノの練習する。練習の合い間に洗い物や片付け、ブログ用の画像準備とかをはさんで処理する。
ずっと以前から感じていたが、「ダラダラする、夜更かしする、生活リズムが狂う」というのはストレスから来るんだろうなと思っていた。早く寝たほうがいいとアタマでわかっていても、なかなかそうできない。身体が言うことをきかない。
なにか「ねっとりしぶとく居座るモノ」に阻まれていつもしんどい。スケジュールとかに拘束されたくないとげんなりしている。
でも、今日はその「ねっちょり」がなかったんだよねえ。身体が軽い。さっと立てる。ふしぎ。
というわけで、明日もちょっと早起きしてモーニングページを書こうと思う。つづけますぞ。