ココロに「点火」されるとどうなるか?

いろいろありすぎて疲れてきたのか、今日はパートから帰ったら床で寝てしまった。ふう。

ココロの改変が進んで、ラクになってきているのはたしかだけど、「変える作業」の負担もかかっている。「親離れ」という過程もタイヘンだ。こんなにトシとってから苦労するとは思わなんだ。ふつうは十代で済ませるモンだからねえ。

しかし、私という人間は「親に認められたかった」という見栄をひっぺがしたら、ほんとは「365日ダラダラしていたいだけ」とよくわかってきた。

いまや「ひとからどう思われてもかまわない」わけで、そしたらなーんもせえへんわ。心の底から「無職でぶらぶら」しか望んでへんわ。

その夢もあと6年後には自動的にかなうはずだ。晴れて年金受給者になったあかつきには「365日ダラダラ」が、え? 10年? 20年? 30年?つづくっ?!


いやあ、そんなにすばらしいごほうびが用意されているなら、6年ぐらいパート行ってもかめへんかめへん、やったるわって気になる。

とはいえ、私にとってパート勤めは「懲役」みてえなもんで毎日苦痛でしかない。でも、そのストレスをちょうどチャラにしてくれるのがピアノだねえ。あんなに「山」が1位に君臨していたのに、だんだん変わってきて、そう、いまはピアノが1位になっちまった。

きっかけを思い出すと、去年の年末、堀江さなえさん(ビリーフリセット認定カウンセラー)「エンパワメント・セッション」だねえ、やっぱり。

さえさん(堀江さなえさん(ビリーフリセット認定カウンセラー))から、ブワッと炎のようなエネルギーが発せられるのを感じて、そうだなあ、まさに本来の私に「点火」してくれたんだよね。

そしたら、結局、あ、ピアノだ!ってなっちゃった。


で、そのセッションのあと、なぜか激しいピアノ演奏ばかりYouTubeで見ていた。これまではほとんど聞かなかったユジャ・ワンとかね。あの「パンツが見えるピアニスト」ね。超絶技巧が爽快!

▼Yuja Wang – Carmen Variations Encore after Tchaikovsky Piano Concerto 1 (2017)

私はどうしてこんな過激な演奏ばっかり見てるのかなあとふしぎだったが、心理セラピスト/よーへい君が「セッション後の変化」について少し似たようなことを書いていた。

セッション受けた翌朝、起きたら、なんかわかんないけど急激に野生の動物が喧嘩してる動画がすごく見たくなったんですよね。
――――よーへい|チーパパの父性|『何のために生きてるかわからない』の向こう側

おお、それそれっ! いっしょいっしょ。

それって、もしかしてやっぱり「点火」されたんじゃないかな?

よーへい君は「私の原始的な男性性、野性がいま、爆発前夜なのかもしれません」とも書いている。

うわっ、それだ、野生だ!

つまり「本来の自分」って「野生」なんだよね。
「野生」に戻らせてくれるのが、カウンセリング・セッションなんだ。


さて、いまは落ち着いてきて、そしたらキット・アームストロング(1992年生)ばっかり聴いている。このひとのバッハが大好き。

▼すごく楽しいのはこれ。
キット・アームストロング|J. S. Bach : Toccata BWV916




▼真骨頂はこれ。
キット・アームストロング|J. S. Bach – Prelude and Fugue BWV 894

キット・アームストロングは天才。13才のとき巨匠アルフレート・ブレンデルに「私が出会った最高の才能」と評され師事。ふたりの師弟関係はドキュメンタリー映画になっている。

その映画のタイトルが「ピアノの椅子に火をつけろ(Set the Piano Stool on Fire)」

ほら、やっぱり「点火」なんだよねえ。

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