4月14日に行なわれた心理学セミナー「仕事への向き合い方を考える」に出席して以来、これからどうするかをずっと考えていました。じつはこのセミナーのおかげで、ようやく目が覚めてきました。「いい加減ちっとはオトナになれよ」とやっと思えてきたのです。
まあ、これまでの私のホンネは「あ~あ、1億あったら絶対働かねえんだけど」。なんかこればっかり言うとったわ。「どっかから勝手におカネが降ってこないかな?」もしょっちゅう言っていました。ちなみにこういう考えは私の母ちゃんから受け継ぎました。
いやさすがに、母ちゃんがぁ、あんなんやからぁ、ワテもこないなったぁ~で済まそうとは思いませんが、なんかいまごろになって、「ああ、そろそろ世の中のしくみをちゃんとわかって、その枠組みのなかで自分がやりたいことを実現せんといかんなあ」とようやく思えてきました。「世の中のしくみ」って、要するに「それなりに働かないとお金はもらえませんよ」ということなんですが、私は「そんなしんどいことはしたくない」とずっと逃げてきたのです。
けれども、セミナーでわかったのですが、べつに「しんどいことをガマンしてするのが仕事」じゃなかったんです。まずは、自分をよく知って、自分がワクワクする仕事を選ぶ。私のように働くのが嫌いなナマケモノは「ラクしてお金を稼ぐ方法」を真剣に考える。
じゃあ、どうするかをあれこれ考え続けてきましたが、やっぱりアフィリエイトをやることに決めました。まあ、アフィリエイトも全然ラクではないんですが、最終的に稼げるサイトができあがったら、ある程度自動的に収入が得られるらしいのでそれに惹かれますね。
ただ、いちばんの決め手は、ウェブサイトを作ることそのものにちょっと興味があることです。実際にちゃんと作ったことはありませんが、でもなんとなく相性がよさそうに思えるんです。HTMLのかんたんな入門書をもっちゃもっちゃやっていますが、やっぱりおもしろいなあ、楽しいなあというときがあります。
まあでも、ずっと楽しいわけではなくて、たいがいはわからないことばかりでアタマを抱えています。こんなん、55才からはじめるもんやあらへんで。せめて40代からやっておけばよかったと後悔しきりですが、なにごともはじめよう!と思ったときがベストなタイミングらしいので、もう自分のトシは考えないことにしました。
それで、カウンセラー先生に言われていた「リアリティーのある計画」を立ててみました。
・大目標……アフィリエイトで、2年後に月1万円の収入
なぜこうしたかと言うと、アフィリエイト指南のサイトを見ていると「初心者は『1年後に月1万円』をまずは目標に」というアドバイスがあったからです。そりゃまあ、こういうアドバイスもいろいろで「1年後に月5万」というのもあります。しかしこの「1年後に月1万円」ぐらいがいちばん手堅い印象です。
さて、私はなにをやるにも非常に遅くて、だいたいふつうのひとの3倍かかるんです。ふつうのひとが1時間でできる仕事だと、私は3時間かかります。アタマは回らないし手は遅いしで、あちこちの職場で迷惑を撒き散らしてきました。ですから、ふつうのひとの目標が「1年後に月1万円」ならば、私の場合「3年後に月1万円」というのがムリのないプランなんです。
しかし! カウンセラー先生に「ナマケモノは命がけでやってください」と厳命されてしまいました。だいたいナマケモノに「命がけモード」なんてオプションは付いていません。先生、ソレ考えてくださいよ、と言いたいところなんですが、まあきっと、ナマケモノにはこのぐらい言わへんと、アイツら、一歩も動きよらへんしなってなとこなんでしょ。
それで、しかたなく「命がけモード」を発令して、3年→2年と1年間も短縮してみたんです。やれやれ、やっと大目標はできたわ。ふう。
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