職業訓練校を退校、そして心温まる送別会

来週から働きはじめる会社から、健康診断とかいろいろな接種をするようにとの連絡が来ているので、昨日はまず、近くの病院に行ってきた。けっこう大きな病院なのに、そこではできない検査もあって往生する。夕方には、訓練校で退校の手続きをしないといけないし。

結局、そこの病院でやれる検査だけやって、それでもずいぶん時間がかかり、学校に着いたのは16時20分だった。みなさんからまたまた祝ってもらって、そうこうしているうちに、みんなが「LINE、やりましょう。いまココではじめましょう」と言ってくれて、LINEデビューとなった。

いやいや、はじめての設定なんてまったくわからなかったし、若いひとに全部やってもらって助かった。そもそも友だちがひとりもいないので、LINEなんていらなかったしね。みんながすぐに友だちになってくれたので、一挙に友だちゼロの状態が解消。ああ、うれしいなあ……

それに、今日は30歳前後のひとたちが飲み会に誘ってくれていた。5人のひとといっしょに、学校の近くのイタリアンレストランへ行った。私はあまりにも年齢差が大きすぎるので、若いひとたちの会話を邪魔しないように、控えめにしておこうと思っていた。

ところが、みんな「今日は春子さんが主役ですから」と言って、私にばかり話を差し向けてくれる。それは、お酒が進んでも変わらなくて、みんなが私の就職を心から喜んでくれて、私が楽しめるようにずっと配慮してくれていた。

せっかくの心遣いなので、私はうれしさも相まって思い切りはしゃがせてもらい、みんなで大笑いして楽しんだ。こんなに笑ったのは何年ぶりだろう。心理学セミナーでは、それこそカウンセラー先生のユーモアで楽しませてもらっているが、プライベートで笑ったのは、もう思い出せないほど遠い昔のことだ。セミナーの懇親会でも居心地が悪くてあまり楽しめない。

途中席を立ってトイレに行ったが、せっかく若いひとたちだけで気楽に飲み会をしたかっただろうに、悪かったなあと思う。いまごろみんなは、私がいなくてホッとしているんじゃないかな?

ところが、トイレから戻るととんでもない事態になってしまった。みんながそれぞれ、私にプレゼントを次々と手渡してくれたのだ! わざわざデパートで買ってくれたひともいる。手紙まで添えてくれているひともいる。みながみな、私のために用意してくれたのだ。

そして、みんなが私を見つめて満面の笑みを浮かべてくれていた。私は、なにが起こっているのか一瞬わからなくなってしまった。かつて私の人生でこんなことが起こったことはなかった。なぜ? どうして? こんなときはどうすればいいんだ?

と、同時にものすごい衝撃に襲われた。ああ、私はもう、母の不幸から自由になっていいんだ! そのために、70年前の空襲のとき、あの叔母さんが、まだ赤ちゃんだった母の妹が、母の身代わりになって天国に旅立ってくれたのだ。私はただ涙が流れるに任せた。

みなさんの心づくしのプレゼントを、ひとつずつ披露させてもらったが、なんだか本当のこととは思えなくて、アタマがふわふわしっぱなしだった。果たして本当のことだろうか? 心理学のワークショップでは、ワークとしてみんなで好意を与える、受け取るということをしたことがあったけど、これは現実のことなんだよね。

そのあとも、やっぱりみんな、私を中心に温かくおしゃべりしてくれた。ひとの真心をこれほどヒシヒシと感じたことははじめてだった。そして、お店を出てからも、私の髪を整えてくれたり、プレゼントのマフラーを巻いてくれたり、同じくプレゼントのブローチを止めてくれたり、記念撮影をしてくれたり……ハグしてくれたり! また泣いてしまった。

帰る道々でも「制服はあるんですか?」とか「勤務時間は?」とか、私のことばかり訊いてくれる。なんでこんなにやさしくできるのかなあ…… みんなまだ若いのに、本当に「だれかを大切にすること」がどういうことなのか、ちゃんとわかっていて、どうしてこんなにできるのかなあ。

本当に、ここには書ききれないほど、みなさんによくしてもらって、言葉に尽くせないほど感謝している。やっぱりみなさんの支えがあってこそ、今回就職できたのだとあらためて痛感した。

そして、思いがけずとてもうれしいこともあった。それは「赤ちゃんや女の子の写真」を、LINEでたくさんもらったことだ。今年9月に「インナーチャイルド」についてのセミナーを受けたが、私はいまだ、小さい女の子を思い浮かべても「笑顔」ではなかった。

3~4才の女の子を考えると、けっこう妹の小さいころを思い出す。でも、私は妹の笑顔を見た記憶がない。いつも緊張気味の固い表情だった。妹は、ごく小さいときから一度も騒いだり、言うことを聞かなかったりということが皆無で、ずっと無口でおとなしかった。

なので、インナーチャイルドは行き詰っていて、セラピーを自分でやる気がちっとも起こらなかった。けれども、昨日LINEで、みんなの姪っ子のかわいい写真をたくさんいただいて、それも一度に解消してしまった。ああ、小さい子どもって天使みたいだなあと思った。

「愛すること」「愛されること」、それがどういうことなのか、私はみんなの愛のおかげで、ようやくわかりはじめてきた。本当に感謝。

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