「なにがなんでも大学へ行きたい」というよりも

ワシの本質は「糸の切れた凧」そのものなんで、放っとくと勝手にどっかへ飛んで行く。

なので、とりあえず「某芸術大学へ進学」っちゅー目標をかかげてみた。
そういうハッキリした目標がないと、またまたケツ割るっしょ?

でも、ずーっと長いあいだ、ワシにとって「音大」っていっちゃん禁断の領域だったみたいだ。
だって、音大出ているヒトに会うと、ものすっごく複雑な気分になったから。

いやま、ワシの人生で音大出身のヒトに会う機会なんてまったくないはずだったけど、心理学のセミナーに行くと、なぜかおるんよ。音大出てるヒトが。

これまでふたりの音大出身のヒトに会った。あるセミナーなんか、そのヒトとペアを組むことにもなった。
でね、すんません、そのヒトにムカついてもうたわ。うらやましくて、なんかイライラした。

あんた、音大出てるのに、なんの悩みがあるん?って因縁つけたくなったわ。
そのころ自分はまだピアノを再開してなかった。だから、なんにも関係ないはずなんだけどね。でも、ココロがザワめくんだよね。

まあ、「うらやましいって思うことは、さっさとやりなはれ」ってカウンセラーN先生にしょっちゅう言われてた。
で、去年11月から12月にかけて、ライフワーク・セミナーでさんざんオノレのココロを深掘りしまくったら、最終的に突如現れたのがピアノだったから、あ、ソレやろう、決定。ついでに音大行きたかったから、あ、じゃ行こう、決定。

けれども、このごろは「なにがなんでも大学進学」でもなさそうな気もちがしてきた。
もちろんこの目標を変えるつもりはないんだけど。

それよりも、音楽のうつくしさを愛でているだけでかなり満足してしまう。
その「うつくしさ」なんだけど、ソレってピアノの先生が「ホラ、これなんですよ」っていつもいつも目の前でぱあって見せてくれるから、ものすごくよくわかるようになってきた。

それがもう、おもしろくてたまらんのよ。
レッスンのたんびに雷落ちまくり。ドタマくらくら。

課題の曲を教えていただくのもスゴいんだけど、その合い間に先生が経験されたエピソードとかの話が本当にたまらなく魅力的で、なんかもうレッスンよりもお話だけを何時間でも何十時間でも聴いていたい。

はああ、こんな世界があったんやねえ。
てか、よくもこの先生に出会えたもんだねえ。

あ、それはだ、あの作曲家/ピアニストでもあるカウンセラーO先生が、なんか「念」を飛ばしてくれたからだよね。
O先生、カウンセリングの最後に言ってくれたもんね。(目の前で「直伝」してもらって、はじめて「飛ぶ」ことができる)

「春子さんはもう生まれ変わったんですからね。だから、これから出会うひとも変わります。ピアノの先生もきっといいかたに出会えます」

本当にそのとおりだった。

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