【大損|悲惨】「狭小中古マンション」の購入と売却 その12|「廃人さん」が湯水のように使い果たした総額は?

「小銭の山を作っては崩し作っては崩し」という文字と、「小銭」の写真 【大損|悲惨】「狭小中古マンション」の購入と売却

「99万円の中古マンションを購入 → 全面リフォーム → 家具家電買いまくり」という祭りも、そろそろ終わりに近づいてきた。

まあ、それだけ熱を入れたのは、「ココを終(つい)の住みかにするぞ! ココに骨をうずめるぞ!」という思惑があったからなのだが。

当時は、なんの根拠もないのに、「持ちマンションに住んだら、わりとしあわせになれる」と思っていた。

将来、老いぼれてから、引っ越しするとき、「独居ババアだと、賃貸を断られる」と心配していた。

「持ちマンションだったら、好き勝手に、壁に穴を開けられる」とか、安心していた。

いや、べつに、持ち家だからって、何十個も穴開けないよな。

てか、「穴開けるため」に、何百万円もかけて、どーすんだよっ?!

そもそも、私は「ゼニの勘定」ができない。

リフォームも、やり始めたら、勝手におもしろくなって、どんどんお金をつぎ込んだだけだ。



玄関の鍵交換、さらに補助錠も設置

入居するにあたって、玄関の鍵を交換するのは、まあ、当たり前か。

で、さらにもうひとつ、補助錠も付けておこうと思った。

いわゆる「ツーロック」にしておくと、防犯にかなり効果があるらしい。

犯罪者は、まず、侵入しやすそうなウチを、ターゲットにする。

しかし、「ツーロック」は、それを犯罪者が「見るだけ」で、ターゲットからはずされるという。

「侵入に時間がかかる」「用心深い住人だ、侵入しても金目のモノは隠している」と思われて、さいしょから敬遠される。

くだんのマンションは、駅から近いが、ちょっと裏側にあるので、やや防犯面が不安だった。

なので、鍵屋さんに来てもらって、玄関鍵の交換と、補助錠を設置した。

鍵屋さん
鍵屋さん

もうひとつ鍵を付けるのは、いいですね~
抑止力になります。

ふむ、やっぱりそうか。

気さくで明るい鍵屋さんは、

鍵屋さん
鍵屋さん

ほら! 玄関のドアって、ハニカム構造になってるんですよ。

と、私に見せてくれたり、なかなかおもしろかった。

鍵交換・補助錠設置の請求書

鍵交換・補助錠設置の請求書

費用は、合計で 38,850円



旧居:賃貸マンションの違約金支払い

そのとき住んでいた賃貸マンションは、

入居後、1年以内に退去する場合は、家賃2ヵ月分の違約金を支払うこと

という契約になっていた。

私は、2012年6月(50才)に入居して、2013年4月に退去、10ヵ月間しか住まなかった。

なので、家賃2ヵ月分となる 78,000円を支払わないといけなかった

しかたないよねえ。

まさか、1年以内に、中古マンション買うなんて、夢にも思っていなかったもんね。



さあ、新居へ引っ越しだ!

2013年4月23日(51才)、全面リフォームが終わった中古マンションへ、引っ越しした。

このとき、荷物はまずまず少なかった。

段ボールが 12箱。電子ピアノとイス。ふとんと枕。

それまで使っていた、安物の収納用品や、古い家電(冷蔵庫、洗濯機、洗濯乾燥機)、机、折りたたみベッドなどは、引っ越しまでに処分した。

その前年に購入したばかりのバイオリンも、買取処分した。

手の傷みが治らなかったから、あっさりあきらめた。

荷物がチョロこいので、引っ越し代は 31,800円で済んだ。



結局、持ちマンションにかかった総費用は?

マンション購入 合計 1,231,750円
本体 990,000円
諸費用 241,750円
リフォーム 合計 1,593,500円
カーテン 合計 348,036円
家具 合計 403,892円
ベッド 68,197円
机・キャビネット 120,120円
机のイス・アームチェア 169,575円
収納用品 46,000円
家電 合計 162,682円
エアコン 77,140円
冷蔵庫 30,545円
洗濯機 27,120円
照明器具 27,877円
その他 合計 148,650円
鍵交換・補助錠 38,850円
旧居賃貸違約金 78,000円
引越し代 31,800円
総 合 計 3,888,510円

はれ?

こないに、ぎょーさんやったとは。

「99万円のマンション、安いわあ」なんて、はしゃいでいたのに。

なに、その「総合計 3,888,510円」って?

う~ん、合計額は、はじめて出したけど、意外とね、本人はびっくりしている。

よくそんなゼニ、持ってたなあとか。

感心した。



チリも積もれば|それに尽きるのだが

ただし、「ふつうに『家、買う』」ってのとくらべたら、べつにたいした額じゃないよね。

その「ふつう」って、なんなん? とも思うけど。

「ふつうに結婚して、ふつうにダンナさんが会社に行ってて、ふつうに奥さんがちょっとパートに行ってる」みたいなのが、私にとっての「ふつう」かね?

私は、ぜんぜんそういう「ふつう」じゃない。

最低賃金のパートを転々としているだけ。

それなのに、なんでこないにゼニあるの?っちゅーたら、ああ、それは、もしかしてネットのおかげかなあ。

いま、把握できているのは、↑この228万円だが、それ以前も、なにかしら収入はあった。

パート以外にね。




そういう「小銭」を軽視していたけど、そうだなあ、大金には縁がないものの、小銭はわりと「マメに集めている」感じ。

いまも、そうだけどね。

毎日ちまちま1円2円を、ネットでかき集めて、ふう、今月もやっと借金返せたよ、みたいにね。

しかし、いまから8年前、そうやって集めた「小銭の山」を、あっという間に使っちゃったんだねえ。

つづきはこちら
【大損|悲惨】「狭小中古マンション」の購入と売却 その13|「理想の小部屋」に引っ越したのに、忍び寄ってきた"アレ"
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前回はこちら
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【大損|悲惨】「狭小中古マンション」の購入と売却 その1|2013年2月(50才)99万円で購入
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