自炊 その3|牛肉、玉ねぎ、にんじん煮|作業時間 1時間15分
夏目漱石の好物が、牛肉だという。
それで、やっと自炊する気になった。
自炊チャレンジ、3回目。
作業時間に、煮込み時間は含まれていない。
煮ているときは、ピアノを弾いている。
自炊して、いつも腹立てている。
なんでこんなおもしろくないことに、長時間取られるんだろ?
そこが納得いかなくて、ぜんぜん自炊やれない。
前回の自炊は、2021年10月3日だった。
ということは、10月4日~12月4日は、またスーパーの総菜に戻っていた。
まあ、もともと約25年間、スーパー惣菜だけで生きてきたから、つい楽なほうへ流される。
しかし「体調を良くする」ために、食事は大切だ。
いろんなひとから「ちゃんとごはん食べて」とよく言われているし、来年1月は発表会だし、ふう、がんばろう。
このトシで、なんとか読める作家はひとりだけ
夏目漱石名作集(アマゾン│オーディブル│無料キャンペーンで)を聴いたら、朗読に目覚めてしまった。
トシ取ったせいで、いまはもう、本を読めなくなった。
かろうじて読めるのは、春日武彦だけだ。
出典 奇想版 精神医学事典 (河出文庫)│春日武彦│Amazon
いかにも春日武彦らしい、茫洋とした連想が果てしなく広がる奇っ怪な事典だ。
しかしねえ、春日武彦は、アマゾンオーディブルには、まだ「ない」。
まあ、あえて朗読じゃなくてもいいか。
オーディブルで聴くのは、「活字で読むのに苦労して、どうせ挫折するのが目に見えているヤツ」がふさわしい。
春日センセーは、十数年前から読んでいるから、本でもだいじょうぶ。
朗読で聴きたい作家がぞろぞろと
じゃあ、オーディブルで聴きたい作家は、だれだろう?
思いつくままに。
河合隼雄│臨床心理学者│1928年生 – 2007年没
河合さんのエッセイを聴きたい、とまず思った。
しかし、オーディブルでは該当なし。
服部幸三│音楽評論家│1924年 – 2009年
FMラジオ「バロック音楽のたのしみ」の解説者で、中学・高校のとき、ものすごく好きだった。
これまた、オーディブルでは該当なし。
吉田秀和│音楽評論家・随筆家│1913年 – 2012年
「世界のピアニスト」を拾い読みしているけど、とうてい読み切れないから。
ほかの評論も聴きたい。
オーディブル、該当なし。
小林秀雄│評論家│1902年 – 1983年
さすがに、小林秀雄はオーディブルあり。
でも、私が聴きたいのは「モオツァルト」。
これはオーディブルになっていない。
とりあえず、朗読で聴いてみたい作家って、あれ、音楽評論家がまず出てきたね。
しかし、むかしのひとばかり。
いま現在の音楽関連のひとって、磯山雅(いそやま ただし)しか知らない。
あ、でも磯山さんも、2018年に亡くなったんだよねえ。
雪で滑って頭を強打して、そのまま亡くなってしまった。
私は、磯山さんのブログをときどき読んでいたが、とつぜんの訃報にショックだった。
▲この本は、しょっちゅうめくっている。
でも、全体はちっともアタマに残らない。
この本もオーディブルなし。残念。
で、あと10人、聴きたい作家が出てきた。
くわしいことは、明日書く。