昨日の手の痛みはなくなって、ピアノの練習はふつうにできた。
なので、昨日のつづきで、新しい課題3曲の指使いを、楽譜に書き込んでいた。
発表会が終わり、2曲おしまい。
そして、前回レッスンでツェルニー40番-23番が合格になった。
するとだね、いっぺんに3曲もまっさらからはじめることになるのよ。
次回レッスンは来週火曜日。
それまでに、つぎの3曲を弾けるようにしなきゃ。
バッハ:フランス組曲第4番 エール
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第3楽章
ごっそり新しくなって、めっちゃうれしいけど、指使いを考えるのが超めんどくせー。
けれども、私は、すべての音符に「自分用の指使い」を書いておかないと、まったく弾けない。
手が小さい、てか、あのう、指がだいぶん短くて、相当ヘンな指使いじゃないと弾けないのだ。
たとえば「ミ→ファ♯」。
ふつうは「ミ(2)→ファ♯(3)」とか弾けるだろうが、私は「ミ(2)→ファ♯(4)」にしないと、つながらない。
まあ、短いなら短いなりに、「これなら弾ける、ケッタイな指使い」がだんだんわかってきた。
そのケッタイな指使いを、昨日から今日にかけてウンウン考えた。
3曲分はタイヘンだった。
ぜんぶ書くのに、2時間35分かかった。ふう。
モーツァルトなんて、102小節もあって、とちゅうで発狂しそうになったよ。
とりあえず指使いさえ決めたら、部分練習に入れる。
指番号を書いているとき、だいたい、ああ、ここらへん、ぜったいあかんトコやなあってわかる。
そういうトコ、シラミつぶしじゃよ。
なんか、発表会のおかげで、ますます部分練習フェチがひどくなってきた。
「弾けそうもない難所」が見つかると、にまにま~っとしちゃうんだよ。
けどねえ、これも発表会でよくわかったが、1,000回ぐらい練習していても、ほら、トリルとか全滅じゃん?
当たり前だけど、練習以上のことが、本番やレッスンでデキるわけない。
先生は、以前こうおっしゃっていた。
「練習で『100回弾いて、99回成功』だったとします。そしたら、舞台では『必ず失敗』するんですよ。99回は、出てくれません」
まったくもってそのとおりだった。
まあ、しかし「不可能」じゃない。
でしょ?
正しく練習することによって、成功率を上げれば可能なんだよ。
「1000回弾いて、何回成功するか?」実験とか、ちみちみやりたい。
それに、発表会前に練習時間を少し増やせたので、今日新しい課題を弾いてみたとき、あるていど弾きやすいところも、ま、ちょっとあった。
あくまで自分比だが、あんなにテンポがゆっくりの曲しかさらっていないのに、それでも、集中練習前よりは、わずかだけラクになっていた。
なので、「速い曲を練習すれば → なんか弾けるようになる」のではない。
「ゆっくり正しく練習すれば → なんかちょっと弾けるようになっていた」のだ。
ふうん、ふうぅぅぅん、おもしろいなっ!
手の痛み、ピアノはだいじょうぶだった。
しかし、パソコンをさわっていると、こんどは両腕が痛くなった。
う~ん、なんなんだろう?
すいません、楽譜画像は付けられませんでした、痛くて。
またこんど。