はじめて一戸建てに住めるし、グランドピアノも堂々と弾けるので、すんごく期待がふくらんだ。
けど、入居審査がっ!!
モンモンしながら、不動産屋さんからのラインを待つ。
あ、いまってどこの不動産屋も、連絡はラインだね。
もうメールって使わないんだなあ。
で……入居申込みをした翌々日、
「審査、承認になりました」というラインをいただいた。
わぁい!
てか、なんで払えるって思たんやろ?
けど、保証会社の気が変わらないうちに、早う契約済ませたろ、と思い、すぐに不動産屋さんへ飛んで行った。
私が「助かりました。でも、よく審査通りましたね。
あないに年収少ないのに」と言うと、
不動産屋さん「まあ、生活保護でも通りますからね」と事もなげに答えた。
え? そうなん?
あたいはそんなにビンボーなん?
年収127万円って、そげなレベル?
まあいいや。
ずっとこんな感じで下流を漂ってるから、ビンボーに慣れ過ぎてしまっとる。
あと、ネットからの収入が細々あって、それでなんとかなってるか。
ともあれ、ピアノを弾ける環境に引っ越せるので、ようやくホッとした。
2022年4月29日、賃貸マンション(音出し可)で、ピアノの苦情があって、弾けなくなる。
同年5月17日、一戸建て(音出し可)の賃貸契約完了。
ずーっとグランドピアノで練習できていないので、引っ越しは少しでも早くしたい。
なので、最短の6月1日に入居することにした。
さて、やることがどっさり。
まず、引っ越しの見積もりを取る。60,000円。
それから、別途グランドピアノの移動を専門業者に頼む。69,300円。
う~ん、ピアノのほうが高いぜっ!
しかも、クレーン車がやってくるので、ヨソの駐車場の場所を一時借りないといけない。
その駐車場の地主さんには、事前にごあいさつに伺うことになる。
引っ越し準備でてんやわんやの最中、菓子折りを持って、地主さんのお宅に行き、ペコペコアタマを下げたら、快く貸していただけた。
ふう。
こんなことになるとは、まったく予想しておらず、3ヵ月ほど前にコンサートのチケットを買っていた。
クッソ忙しいのに、5月21日は「バッハ・コレギウム・ジャパン│第258回チャペルコンサート│初夏のカンタータ~昇天祭オラトリオ」に行った。
はじめてパイプオルガンを聴いたら、チビるほどすばらしすぎた。