ココに「アレ」入りますか?│借金を返せなくなった恥ずかしい真相│その23

音楽

私もいっしょに「う~ん」と唸ってしまった。

不動産屋さんも、こういう現状は知らなかったと、よくわかったので、不動産屋さんの落ち度でもない。

ただ、なにせ私は「後からやってきたヨソ者」なんでね。

ゴミ屋敷親子も謎男さんも、何年も前から住んでいて、ずっとドンパチやってたんだよね。

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それに「ごく普通の家」の奥さんは、すぐそばにもかかわらず、ずっと住んでいる。

怒鳴り合いのケンカがエキサイトしてくると、私はつい、2階の窓を数センチ開けて、様子をうかがう。

すると、たまに「ごく普通の家」の奥さんも、窓から見ていたりする。

うん、だから、その奥さん、ずーっとその惨状をよくご存じのはず。

でもまあ、なんとなく思うに、それほどウンと悩んでおられないような気がするのよ、その奥さん。

ちなみに、そのおうちは、りっぱで堅牢そうな造りで、たぶん鉄筋コンクリート造かな。

だから、おうちの中では、それほど外の音は聞こえなさそうだ。

で、こないだ外壁工事もやってたでしょ?

まだまだずっと住み続けるにちがいない。




なので、私もココに住んで住めなくはないかなあ……

ただし、ピアノを弾けるようにせんといかん。

私は不動産屋さんに、こう告げた。

「すみません、さっき引っ越すと言ってしまいましたが、もう少し考えてみます。

あのう、1階に防音室を入れられるかどうか、検討してみます」

前のマンションで、見積もりをしてもらった中古防音室は、まだ売れずに残っていたのだ。

だから、その防音室を1階の部屋に入れられるかどうか?

けどねえ、これだけスキマだらけのウチでしょ?

「ピアノ+防音室=890kg」なんかブッ込んだら、いっぺんに床抜けるんちゃう?

だが、先日の楽器店にお願いしたら、またも快くすぐ見に来てくれた。

スタッフさんは、ピアノのある部屋をひと通り踏みしめて、床の状態を確かめておられた。

そして「あくまでも簡易的な調査ですが、床下を見てきます」と言って、家の外へ出ていった。

私は、そのまま中にいた。

うっかり外に出ると、まただれかに見られて、なにか言われそうだからだ。




ドキドキしながら待っていたら、じきにスタッフさんが戻ってきた。

「じっさいには工務店とかに見てもらうことになりますが、

これは、おそらく床下補強工事が必要ですね

やっぱりそうか。そうだろうねえ。

私「ですよね」

「賃貸でお住まいですか?」

「はい、そうです。まあ、大家さんの許可が必要ですよね」

そうだとわかっていたが、やっぱり工事が必要だ。

またまた楽器店さんには、ムダ足を運ばせてしまった。

ふう。

ま、わかってたけどね。

床、ところどころブカブカしていて、グランドピアノだけでも心配だったんだ。

ネットで、床下補強工事の費用を調べたところ、20~30万円ぐらい。

はあ。

しかも、大家さんの許可が出るかどうかもわからない。

どないしまんねんっ?!

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