このトシで母と同居してはじめてわかった「自分好みの行動」

日々のあれこれ

いろいろ持病がある母は、月イチ程度、かかりつけの内科クリニックに通院している。

サ高住に入所していたころ、たかだか月イチの通院でも、すっげえおカネがかかっていたらしい。

いや、クリニックへの支払いじゃなくて、「通院の付き添い代」とかタクシー代とかが。

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「通院の付き添い」って、サ高住のスタッフさんが往復もクリニック内でも、まあ付きっきりでそばにいてくれる。

ただ、1回あたり9,000円かかるそうで……ひええ!

それプラス、タクシー代もかかるし、スタッフさんにも気を遣いまくるし、タイヘンだったという。

本日は、その内科クリニックへ、私が連れて行く。

という私の付き添いも、今日で2回目。




べつにねえ、クルマで通院ぐらいぜんぜんどうってことない。

でも、そういうの、他人に頼むとすんごいおカネがかかるんだよね。

おい、母ちゃん、あたいに9,000円よこせ、ゴルァ!

で、母はもともとせっかちで、行くとこは早~く行っとかないと気が済まない。

クリニックの診察は9時からだというのに、7時28分にクルマでウチを出発。

渋滞を避けて迂回して行っても、クリニックへは7時58分に到着。

入り口で、先にひとりだけ立って待っていたヒトがいたが、8時には入り口も開いて、番号札2番をゲット。

これこれ、こういうのが母ちゃんの好みなんすよ。

なんでもかんでも「前倒しで早く済ませてしまう」のが、お母さまの流儀でございます。




で、私、ずーっとそういうのがデキなくて苦手だった。

ところがね、母といっしょに暮らして、もうすぐ2ヵ月。

ありゃりゃ、「前倒し癖」が移ってきた。

自分にデキる芸は「先延ばし」だけだと堅く信じていたのに、いつの間にか「前倒し」、イケるじゃん?!

しかも「前倒し」のほうが、「ずいぶん気分がスッキリする」と判明した。

まあね、「前」でも「先」でも単に好みや相性だろう。

けど、私自身は、やってみたら「前倒し」のほうがピッタリくるとわかったな。

あたしゃ、もう61歳だべ。




なのに、いまごろこんな発見があるなんて、ふしぎなもんだねえ。

さて、クリニックで診察もさっさと終わり、そのあと2ヵ所で買い物してから帰宅、午前11時。

ふふん、昼食のしたくもゆっくりできて、あら、やっぱり余裕じゃん?

たまに母に向かって、

「母ちゃんと同居してから、早寝早起きになったし、規則正しい生活ができるようになって、ありがとうね、うれしいよ」とか言うけれど、

ご本人は、大むかしからそういう生活が当たり前。

いまさらコドモが、なんでお礼を言ってるんだか、よくわからないみたいだ。

私としたら、たぶん「本来の自分」は「前倒し」がぴったりなんだとわかって、スゴく快適なんだけどね。

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