残りの人生、ホッチキスの針は何本使う?
「1000個捨てチャレンジ」、ちょっとニブっとります。
やっぱり、「大物をゴッソリ」が醍醐味ですな。
耳クソとおんなじ。
片付けも、服やバッグとか、大量の本とかを捨てると、ゴッソリ感が強烈。
でも、机の引出しになると、あまりに小物すぎて、やる気をそがれる。
耳がカユいのに、綿棒突っ込んでも、え? たったこれだけ?みたいな失望。
さらに、「机の引出し」というのは、微妙に「終活」めいてきて、あんまり楽しくない。
たとえば、文房具。
クリップ、ホッチキス、修正テープなど。
う~ん、今後の人生で、そんなのが必要な「書類」をさわる機会って、あるんだろうか?
「これからは、もう働かない」と決めたので、そういう文房具は、使わないはず。
しかし、そこはかとなく「喪失感」が漂う。
あんなにイヤだった「事務」が、とうとう無縁になってしまう。
その「事務」すらデキなかった自分に、またイヤ気がさす。
「迷ったら捨てる」、転じて「迷ったらやらない」「決めたら変えない」
「迷ったら捨てる」という判断を、何十回もしていると、やはり慣れてくる。
ある「モノ」を目の前にして、「ほんとに必要なモノ」って、一瞬も迷わない。
たとえば、「ひとつしかない爪切り」は、ぜったい必要だ。
でも、「『2個ある爪切り』のうちの1個」は、ちょっと迷う。
しかも、ほぼ使わないほうの爪切りは、デザインがよかったりする。
ソコのところで、
いや、爪切りは1個でじゅうぶんだ。
よく切れるほうを残して、もうひとつは捨てよう。
と、だんだん割り切りがよくなってくる。
そうしたら、結局、手元に残るのは、「必ず使う少数精鋭」のみになる。
まあ、それだけでいいんだよね。
で、その「迷ったら捨てる」から派生して、
「迷ったらやらない」も、いいねえ。
「迷い」って、なにかしら「不安、逃げ、防御」を含んでいる。
だから、「迷うこと → やらない」って、すごくいいかもね。
だから、どうしよう? やろうか、やめようか?なんて迷っているコトがあったら、すっぱり「やらない」と決めるのが、正解だと思う。
甲か乙か、迷っていたら、えいやっ!で、甲なら甲と決める。
決めたら、甲以外のことは見向きもしないこと。
「1000個捨てチャレンジ」21日目 36個捨てた/累計1075個 作業時間/2時間37分
机の引出しを、ちまちまと。
疲れるわりに、「ゴッソリ、目で見てわかる成果」は上がらない。
でも、「チリも積もれば山」なので、コツコツ捨てる。
イヤリング 5組
イヤリング、ぜんぶで8組もあった。
3組残して、あとは捨てる。
コットンパールのヤツ、ちょっと迷ったが、「迷ったら捨てる」の原則に従って「捨て」。
右端のハンコ、亡き父ちゃんの実印だったが、べつに不要なので「捨て」。
パスワード生成機は、母ちゃんのヤツ。使わないので「捨て」。
2個残して、2個捨てる。
インデックス、スティックのり、のり予備、修正テープ
どれも1年以上使っていない。これからも使わないだろう。
ホッチキス針、ホッチキスリムーバー
ホッチキスの針は、4組だけ残したけど、さて、そんなに必要だろうか?
今後1年、ホッチキスを使わなかったら、本体も針も捨てよう。
自転車のスペアキーは、2個あったので、1個捨てる。
右の鍵は、母ちゃんが住んでいた団地の鍵だ。
あのバアサン、いまはもう、サ高住に引っ越したらしい。
鍵は捨てるのみ。
仰天するほど鼻スースーになって、寝苦しくなかった。
だから、また風邪引いたら使おうと取っておいたけど、もう10年ぐらい風邪引かない。
電動歯ブラシも、使わないので「捨て」。
ミュージックマーカー「ピアノH」│東洋精密工業
楽譜の「譜めくり」用。
見開きの右ページに付けておくと、サッとめくることがデキる。
けっこうめくりやすい。
しかし、暗譜しろよっ!てことで、捨てちゃおう。
プチクリップ│ト音記号│東洋精密工業
これは、「楽譜のブックマーク」として使ってみたら、この「ト音記号」は留まり具合がユルかった。
使うなら、「グランドピアノ」型が、ずっといい。
▲「ピアノ」型のプチクリップは、いま練習している曲の、1ページ目に付けている。
すごく便利。質感もよろしい。必需品。
ケース類2セット、紐
ゴミのたぐいですな。
ガラクタ8セット
とりあえず机に放り込んでいたツケですな。