老化であちこちの関節が痛い。
ずっと痛いのがデフォルト。
お医者さん「痛みと仲良くしてね。痛くても歩いてね。『いつか痛くなくなる』って期待しないでね」
なので、まあ、たしかに「痛くても → 心配しない」ようになってきた。
ウォーキングは、1月1日から歩数を記録している。
1月の平均歩数:2,744歩/日
少ないか、少ないね。ナメとるね。
どうもウォーキングとか勧められると、表向きババアらしく「はい」とか、しおらしく言うとるけど、内心はねえ。
ああ、いつでもデキらあ、とかナメとるな、おまい。
いやあ、もともと体力も筋力もないから、すぐ衰えるっちゅーのに。
そしたら、今週の月曜日、ヒザの痛みがひどくなって曲がらなくなった。
階段が困る。
私の部屋は、マンションの3階。エレベーターなし。
ヒザ曲げずに、階段の上り下りするのはものすげえタイヘン。
手すりにつかまってヒイヒイ言ってたら、さすがにこりゃヤバいと蒼くなった。
予定では「健康寿命75歳」のつもりなのに、もう階段が使えないなんて!
ああ、体重もヤバいよな、測ってないけど、たぶん60kgは超えている。
身長155cmだから、デブ? ダメ? ヒザによくない?
デブり具合なんて気にしたことなかったが、ヒザのためにはマズそうだ。
デブはともかく、とりあえず水曜日から歩く距離を増やすことにした。
がんばってる! エラい!
今日は5,461歩で、5,000歩超えたぞ!
ブタもおだてりゃデキるじゃねーかっ?!
で、足ってすぐに変化があらわれるみたいで、ヒザ、ちょっとだけ曲がるようになってきた。
まだ階段は、一段ずつ両足そろえてよっこらしょだけど、なんと月曜日よりはずっとマシ、ふう。
このブログで、むかしやってた山登りの話を、エラそうに書いているけど、現状はこんな感じ。
あんまり歩けないよ。
まあ、地道に歩数を増やそう。
とはいっても、いまは「1万歩」も歩かなくていいみたいで、8,000歩でいいらしい。
8,000歩なら、2~3ヵ月でイケそうな気もするけど、ムリせずボチボチと。
「指の運動」は毎日やっているものの、やっぱりすぐに「劣化」するなあ。
たとえば、一日のはじめに弾きはじめると、「昨日よりヘタ」になっている。
寝ているうちにヘタクソになりよるねん。
あと、午前やって、午後弾きはじめると、いったんまた白紙に戻って「午前よりヘタ」になっている。
なんか、1~2時間弾かないだけでも「ヘタ」になるんですわ。
もうね、ずっと「下りエスカレーター」に乗ってる状態。
「弾いていない時間」 → ずーっと下に下がりつづける。ヘタになりつづける。
うわっ、老化ってスゴいなあって感心する。
だから、「現状維持」のためだけに、ピアノだと2時間は必要だな。
これ、ほんとそう。
毎日2時間以下の練習だと、まったく上達しない。
3時間を超えて、はじめてほんのわずかマシになるていど。
あ、これ↑って、還暦直前のババアの話だから。
ババアじゃないヒトは関係ないよ。
その点、足の具合はたかだか数日で、プラス変化が実感できたから、ピアノよりはるかにラクそう。
今日5,000歩超えて、ヒザも足の裏も痛いし、息切れもヒドくて疲れたが、もう少しペースを落としてつづけたら、2月中に5,000歩は慣れるような気がする。
ああ、トシ取ったなあって感慨深い。
自分が三十代のころ、ここまでヨボヨボになるなんて、まったく想像もつかなかった。
けれども、いま「この身体」が自分なんだよねえ。
で、べつに「若いころの身体 → 良い」「トシ取った身体 → 悪い」じゃないよな。
「いまのこの身体」に、なにもバッテン付けなくていい。
はい、朝起きたら「この身体」があって、それで一日動きましょうってわけで。
このぐらいイケますか? もうちょいユルめますか?とか、身体と相談しながら、一日を過ごすわけで。
毎日、身体と「話し合い」をして、ウォーキングやピアノのメニューを決めるんだな。
年寄りは、そんな話し合いをこっそりやって、折り合いをつけて生きていくんだよ。