昨日の記事で「上の階の部屋にグランドピアノを入れるときは、ふつうクレーン車で吊り上げて」なんて書いたのだが。
なんかソレ、ぜんぜん「ふつう」じゃねーじゃんっ?!
私は自他とも認める「下流老人」だ。
去年60歳になったので、年金を繰り上げ受給しているが、年金は月105,907円。
私はナマケモノだから働いていない。
ネット収入がちょびっとあるが、やっぱり「下流」だと思うよ。
「下流」のクセに、ピアノを再開して、グランドピアノ(189万円│全額ローン)なんか買っちまったから、苦労してるんじゃい!
ローンの返済額は月28,400円、タイヘンでごぜえます。
さて、とある不動産屋から「音出し可の一戸建て、いま2軒、賃貸出てますよ」と聞いた。
さっそく今度は、その一戸建てを内見に行く。
でもぉ、私はそもそも一戸建てに住んだことがない。
正確には、4歳から10歳までは、ボロい一戸建てだった。
すっげえあばら家。
床板の節穴からナメクジが出てくるヤツ。
築何年だか、もうわからんけど、たぶん今から80年ぐらい前の家だろう。
まあ、そんなのしか知らないから、一戸建て内見を楽しみにイソイソ出向いた。
●1軒目│家賃29,000円│平屋│35㎡│2K│築59年
家賃の安さで、不動産屋のスタッフさんが選んでくれたんだと思う。
なにせ下流老人なので。
しかし、じっさい現地に到着したら、うわっ、築59年はやっぱり古めかしい。
そりゃ、部屋の壁もリフォームして、畳も新しいし、ちゃんとキレイ。
ナメクジもカタツムリも出そうもない。
だが、う~ん、グランドピアノ置いたら、床がたわみそうな気がする。
スタッフさん「大家さんは、ピアノOKです」と、確認してくれているのだが、う~ん、どうも気が進まない。
けど、私の収入だったら、このぐらいの家賃が見合っているかなあ?
すると、スタッフさんは「いろいろ見てみましょう。次のは2階建てですよ」と気軽にクルマで移動してくれた。