妹から、ひさしぶりにラインが来た。
ちなみに、妹は私より4才年下、1966年生まれ、いま55才で、こんな女性である。
で、やっぱり男の話である。
いつも、つねに、例によって例のごとく、年がら年中、どっしり安定して男の話である。
その男がだれであるか?は、ずっと不安定なのだが。
とりあえず、「男A、男B、男C」とする。
まあ、今日は「男A」の話はもうなかった。
「男A」とは「妹(54才)に彼氏がデキたのだが、その凄ワザに仰天!」で書いている男性なのだが、そのひととはもう別れちゃったのだ。
去年10月、妹が失業して仕事を探していたとき、ある会社の面接に行った。
その面接官のひとりがAさんで、「面接当日に飲みに行って、お互いにとてもいい雰囲気になってしまった」のをきっかけにお付き合いしていた。
で、妹は、いまもその会社で働いているけど、もうAさんは関係ないんだよね。
まず、妹は「男B」に片思いである。
「男B」は、またその同じ会社にいるひとで、「シクラメンの君」という風雅な別名を持っている。
妹より20才年下だが、そんなこたぁ、ぜんぜん気にしないのが、さすが妹である。
彼は、ほったらかしになっているシクラメンの植木鉢に、そっと水やりをしているという。
そういうやさしさに惚れたから、「シクラメンの君」なのである。
T子ちゃん、どう、その後?
メンズとか?
シクラメンの君は、めったに話せないし…
たまに会うと、うれしそうにしてくれるけど、
せいぜい話せて3分くらい(´;ω;`)ウゥゥ
でも、4月から新しい人が〇〇課に配属になったの。
同じ年の、2年前〇〇から出向?で来た人。
なになに?
その人は、T子ちゃんと同い年?
ええ感じのひと?
なにかにつけてものすごくマウントとる人
「おれはこんなにスゴいんだぜ!!」
…これまで数十人とヤッてきたとか、
〇〇〇も〇〇もレースやってて速かったとか、
レースでこんなスゴイ怪我した(?)とか、
〇〇〇をやっててプロ並みだから人が訊きに来るとか…
まあ、いろんなこと知ってる博識な人なんだけどね。
マウント君は、劣等感が強いんだよ。
親に認められなくて寂しかったんだね。
で、マウント君のこと、T子ちゃんは気になるの?
幼稚園児のころ、ふつうに食べてるのになかなか大きくなれなくて、
とうちゃんに殴られてたらしい。
そんな理不尽な。。
かあちゃんがそれを見ててなんにも言ってくれなかったのが
今でもイヤだって言ってた。
マウンティングは、「ああ、またね」と微苦笑しながらみてるけど、
こっちもマウントかけちゃうのが不思議というかイヤだというか。
なるほど!
T子ちゃん、自分の気もちに気づいててすごい!
そうかのう。
やっぱ、対してる人は自分の鏡だね。
そうそう!すごい!
T子ちゃん、カウンセリングの勉強していないのに、
すごくよくわかってるね!
でも、それって
「マウンティングして、かまわないんだよー」
になっていいんだよ。
そうなのっ??!
え、わたしが? 相手が?
いやいや、T子ちゃんがT子ちゃんに。
自分で、自分に言ってあげるんだよ。
説明不足でごめんね。
T子ちゃんのなかの「傷ついた子ども」に
「よしよし、そうなんだねえ」って
言ってあげるの。
むかし、T子ちゃんが小さかったとき、「ほら、私、こんなにできるの!」って、
親に言いたくても言えなかったでしょ?
その「傷ついている子どものT子ちゃん」に、
「そうなんだねえ、T子ちゃん、エラいねえ」って、
やさしく言ってあげるといいんだよ。
そーなのか…
まったくわかんなかった。
おねえ、すごい。
いやー、これはカウンセリングの超定番だから。
でも、自分ではなかなか気づけないよ。
私も、自分が「このひと、ヤだなあ」って思っても、
それが、じつは「自分が嫌っている、自分自身の要素」だなんて、
ほんと、いまだにカンタンに認められないよ。
マウント君のこと、
T子ちゃんは、べつに好きじゃないの?
川口さんにマウンティングしてると、なんかイヤな気分。
川口さんは「男はこうあるべき。女はこうあるべき」
っていう化石みたいな人だから、無理無理。
かっちゃんのこと、困ってるの?
かっちゃん( ´∀` )
これからそう呼ぼう
困ってはいないけど…
長くなるけどいい?
すると、そのあと、妹から「かっちゃんとの奇妙な関係」を知らされることになったのだ。