大金を損したのに、いま笑いが止まらない意外な理由

「損したけどよぉ、いまうへへなんだぜ」という文字と、「笑う男」のイラスト 心理学っぽいあれこれ

そもそも私は「落雷型」なので、「迷う」ということがめったにない。

必要なモノは、必要なときに、「雷のように降ってくる」。

雷に直撃されたら、「ああっ、コレだっ!」と即わかる。

そうしたら、もう走り出している。

走りながら「ええと、なんで走っているんだっけ?」と考えるが、まあ、理由なんて、あとからどうとでもなるので、とりあえず走っていたらいい。




2012年12月28日、50才のとき、ネットで、158万円の中古マンションを見つけた。

ずっと賃貸暮らしだったから、お、こりゃええやんか!

まあ、超絶古いワンルームマンション。たったの16㎡しかない。5畳一間に流しがへばりついている。

しかも、なぜかダブついていて、おんなじ建物で3戸も売りに出ている。価格はそろって158万円。

そいつらを毎日ウォッチしていたら、年明けの2013年1月9日、ひとつだけ99万円になっているのを発見。

よっしゃー!ってんで、次の日に不動産屋に飛んで行って、内覧して、手付金払った。

内装ボロボロのまんま「現状渡し」だったから、フルリフォームしたのち、2013年4月23日(51才)に引っ越した。

クソ狭いのだけガマンすれば、いちおう「持ち家」になって、えへへ、老後は安泰とかほくそ笑んでいた。

だのに、2年前に、その「持ちマンション」を出て、ヨソへ引っ越したんだよ。

理由は、グランドピアノが欲しくなったからだ。




2年前、つまり2019年4月(57才)のとき、ピアノのレッスンを再開した。

ピアノは、子どものころに習っていたものの、13才でやめていた。親から「ゼニがないから終了」と言われた。

いつかまたレッスンを受けたいと思っていたら、その2年前の春に、また「落雷」があって、まるで奇跡みたいに、すばらしい先生に習えることになった。

そしたら、その雷先生がこうおっしゃる。

「電子ピアノではダメです。せめてアップライトピアノでないと」

そうか、じゃあ、もうグランドピアノ、買っちゃおう!

で、その持ちマンションは、もちろん「音出し不可」だ。てか、5畳のワンルームにグランドピアノは物理的に入らんわ。

じゃあ、「音出し可」の賃貸マンションに引っ越そうっと!

▼まず、2019年6月13日に、賃貸マンションを申し込む。

▼7月6日、引っ越し。





▼7月20日、グランドピアノ、搬入。

▼9月29日、持ちマンション、売却。

というわけで、せっかく99万円で買った中古マンションは、6年住んだのち、売っちまった。

それで、いまは「音出し可の賃貸マンション」で、毎日ピアノを弾いて暮らしている。

あ、そのピアノって、あらかた借金残っていて、まだ所有権?は、ローン信販会社にあると思うけど。

まあ、そんなんどうでもええから、知らん顔して、自分のモンと思い込んどるな。

結局、そのとき、たまたま落ちてきた「雷の都合」で動いているから、なんの計画も立てられない。




でも、いま、毎日ピアノを弾けて、しあわせだなあ。

なかなかウマくならない。そりゃ、こんなババアになってからだし、ほんま指が動かなくて苦労しとるけど、地味にちまちま練習するのが楽しい。

毎週火曜日のレッスンを中心に、世界が回るようになって、それがうれしい。

たぶん、「お金を損しない生きかた」は、あのまま「持ちマンション」に住むことだろう。

だって、格安でポンと現金で買えたから、もう管理費+固定資産税のみで、一生住めたもんね。

しかし、その選択肢は、なかったな。

迷わず「グランドピアノ」一択だったな。

まあ、そうしたかっただけさ。

そうしたら、きっと気が済むと思っていたけど、予想を上回って、ピアノがおもしろすぎるのう。

そっかー、私って、ピアノを弾いていたら、こんなにヘラヘラしていられるんだあって、はじめてわかった。

ほんま、2年たったら、ますますおもろなってきた。

つまり、「雷」の言うとおりに生きるのが、正解なんだねえ。

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