ピアノレッスン第111回 記録 |「いま、できること」をするだけ

「いまこの身体でできることは?」という文字と、「時計」のイラスト ピアノレッスン記録

3週間ほど前に、ツェルニーで、ちょいとマズい練習をして、手を痛めた。

まあ、ずっと鈍い痛みはあるんだけど、そうじゃなくて、もっと「ピキーン!」と痛みが走る。

なにせ、老体をダマしダマし、使わなあかんところを、アタマでムリヤリ押し通したら、あっという間に、痛みがヒドくなった。

なので、先週のレッスンは、お休み。

この2週間どうしていたか?というと、極力ムリせず、小さい音で、ゆーっくり、ほんま、なんの曲かわからんほど、スローモーションで、たらーっと練習していた。

ゆっくり練習、大好き。
1音 → 1~2秒とか、けっこうツボるねん。

あと、オクターブは、ぜんぶ「なし」でOKとしていただいた。

オクターブないとね、

人生の悩みのうち、98%は解決したぞ!

いやあ、オクターブって、鍵盤の真横から、ちょびっとしか引っかからなくてさ。

とくに右手。

なんか、ほんま、オクターブはずっと「拷問」でさ。

う~ん、ふつうのひとって、オクターブはなんとか届くんじゃないか?

そういう「ふつうのひと」でも、9度や10度は「拷問」じゃねーか?

おまいらっ! 毎日9度弾いてみろよっ!
あたいのしんどさ、ちっとは味わってみろやっ!

とか、夕日に向かって叫びたくなったよ。

まあ、でも、おかげで「オクターブ抜き」になったら、だれも恨まずに、生きていける。

でもさ、妹なんて、私よりもっと小さいのよね。

いつだったか、妹と手の大きさ比べたら、どの指も1cmほど短いんだよ。

ありゃあ、「ド-シ」がギリギリだと思う。

それを思えば、私のいまのサイズなら、まだピアノ弾ける範囲かな、と。

1日当たりの平均練習時間
レッスン日 平均練習時間/日
2021/9/14(火) 0時間47分
2021/9/21(火) 0時間47分
2021/9/28(火) 0時間18分
2021/10/12(火) 1時間09分

おう、ちょっと増えたのう。



ハノン

ハノン36番 → 合格

ハノン36番の楽譜、1-4小節

ハノン36番の楽譜、1-4小節

1回目弾いて、左手の指の動きをご指摘いただき、もういちど弾いたら、合格になった。

ああ、痛くてあんまり練習できていなかったけど、合格はうれしいな。

先生は、手の具合について、いろいろ細かく尋ねてくださる。

う~ん、もっと「自分の身体」について、敏感になりたい。

「許容範囲で、きれいに弾ける」ようになりたい。

変イ長調スケール → 2回目のレッスン後、合格

ハノン39番 変イ長調スケールの楽譜、1-4小節

ハノン39番 変イ長調スケールの楽譜、1-4小節

1度弾いてみたら、先生「ところどころ、必要のない『脱力の動き』が入っていますね、こんなふうに」と、先生は、私の演奏をマネして弾いてくださった。

わ、また、そんなの、やってる。

そして、先生から「なぜ、そうなると思いますか? 自覚はありますか?」と質問され、いろいろお話をしているうちに、じつは、急に「核心部分」に気がついてしまった。 → 最後に書いてある。

とりあえず、その場では修整できて、合格にしていただいた。

アルペジオは、弾けないので省略。

先生「2週間前よりは、音に響きがありますね。

こないだは、まったく響いていなかったです。

ほんとに痛そうだったので、1回レッスンをお休みにしたんですよ」

いま使っている楽譜 ハノンピアノ教本 全音ピアノライブラリー



モーツァルト :ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調 → 1回目のレッスン

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、1-3小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、1-3小節

▼4-6小節目の左手。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、4-6小節

先生「半円を描くように、弾いてみてください。ムリでなければ」

そうだった、ツェルニーでさんざんやってたのに。

その「半円ゆるゆる」で、弾いたら、とってもラクで、音もそろうようになった。

▼9-10小節目の左手。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、7-11小節

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第4番K.282 第1楽章 変ホ長調の楽譜、7-11小節

「そこも、回転させて弾きましょう」と、先生のお手本演奏が、もうめっちゃきれいでー。

音も手の動きも、ぜんぜん「ブン、チャッ、チャッ、チャッ」じゃなくて、優雅に軽やかーにふんわり。

そうか、そうなのか、そうやって弾くと、ふわんとひらひらと、蝶々みたいになるんだなっ!

各所の和音も、どれもおなじように、手首の回転を加えて、力を抜いてあげる。

ちょっとずつ、やりかたがわかってくると、格段に弾きやすくなってきた。

ちゃんと正しい弾きかたをしていたら、拍のはじめは自然に重みがかかるし、拍のおしまいも勝手に小さくなる。

そうだったなあ、もういちど、基本をしっかりやり直そう。

いま使っている楽譜 モーツァルト: ピアノ・ソナタ集 第1巻/ヘンレ社/原典版



バッハ:フランス組曲第4番 ガボット → 1回目のレッスン

バッハ:フランス組曲第4番 ガボットの楽譜、1-3小節

バッハ:フランス組曲第4番 ガボットの楽譜、1-3小節

まず弾いてみたら、この曲でも「動きがそろっていないところ」があちこちに。

そうだった、そうだったと、また修整して弾いたら、う~ん、やっぱり弾きやすくなるなあ。

先生「ゆっくりのテンポなら、いまの動きでそろえましょう。

速く弾けるようにと、がんばりすぎないように

はい、いまちょっと「次回までに、テンポ上げよう」とたくらんでいたが、撤回。

ゆっくりで、適正な動きで弾けることを、目標にする。

んでも、ガボット、楽しいねえ。
踊りの曲は、どれ弾いても、ふふふんって楽しくなる。

いま使っている楽譜 春秋社版 バッハ集 3



ツェルニー40番の18番 → 2回目のレッスン

ツェルニー40番-18番の楽譜、1-3小節目

ツェルニー40番-18番の楽譜、1-3小節目

この18番は、とても用心深く、練習していた。

ごく弱い音で、テンポは太極拳かのように。

まあ、そういうの、好きで。

▼24小節目、アルペジオのところが、弾きにくくて。

ツェルニー40番-18番の楽譜、23-25小節目

ツェルニー40番-18番の楽譜、23-25小節目

先生「ヒジをこのぐらいの高さにしてみてください」

おっと、開通したした。そうか、ここを通るんだ。

引きつづき、ていねいに練習しようっと。

いま使っている楽譜 ツェルニー40番練習曲 全音ピアノライブラリー



今日のレッスンを振り返って

スケールを弾いているとき、先生に「ときどき、手をほどく動きが、はさまりますね」と、ご指摘された。

これまで、何度も言われている。

今日はあらためて、先生といっしょに考えた。

「どうしてですか?」

「なんか、やりたくなったんです」

「手がほどけることは、気もちのいいことですからね。

けれども、なんとなくやるのなら、やめたほうがいいです」

そんなふうに先生とお話をしていたら、フッと気がついた。

私は、いつも、

こんなに、ウマくいくはずがない。
とちゅうで、ちゃぶ台、ひっくり返すぞ!

って思うんだよね。

それで、その「ちゃぶ台返し」を、振り払いたくて、

あ、そうか!
そのときに、思わず、力を抜く動作を入れていた!

と気がついたのだ。




で、そもそも、「こんなに、ウマくいくはずがない」というハラハラした思いは、じつは「母ちゃんのキゲン」でして。

ウチの母ちゃん、年がら年中怒っていたけど、ごくまれにキゲンのいいときもあった。

でも、ソレって、もちろん長つづきしない。

だから、母ちゃんのキゲンがどんなによくても、ぜんぜん油断できない。

逆に、キゲンのよさがつづくと、

そんなハズねーだろっ?!

って、私から、ちゃぶ台をひっくり返したくなるのだった。




そうそう、それだよね。

それが、ピアノに出ちゃってたんだよね。

やっと、わかったよ。

いや、もうそんなこと、考えんでエエわけで。

もう、落ち着いて、ピアノをゆるゆる弾いていたらエエわけで。

「きれいな音が、出るといいねえ」って、よろこんでいたらエエわけで。

手が痛くなってから、練習時間が減ったけど、でも、いろいろ「あきらめ」がついてきた。

その曲にふさわしい「テンポ」や「りっぱな音」が、まあ、デキなくてもいいか。

ああ、きれいだなって、自分が思えるように、弾けたらいいか。

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じつは、一週間前のレッスンのあと、私はひじょうにマズいことをやっちまいまして。 ▼ツェルニー40番の17番 なにを思ったのか、レッスン当日、ウチに帰るやいなや、「よし、これをいいフォームで磨くぞ!」と、ミョーに気合いを入...
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