ごめん、好きになれへん|3点ユニットバス
古めのワンルームマンションではおなじみ、3点ユニットバス。
出典 一人暮らし物件に多い3点ユニットバス。どう使えば快適?|CHINTAI情報局
それまで住んでいた賃貸ワンルームでは、2軒とも3点ユニットバスだった。
「3点ユニットバスのメリット」って、たぶん「家賃が安いこと」かね?
1軒目の家賃 → 42,000円、2軒目の家賃 → 39,000円で、まあ安い部類に入るかのう。
けれども、3点ユニットバスは、苦手だった。
風呂で「洗い場」がないってのが不便。
狭い浴槽で、身をよじりながら洗うのがメンドー。
シャワーカーテンがうっとうしい。
トイレットペーパーがシケシケになる。床もびしょびしょ。
3点ユニットバス|リフォームでどうする?
さて、購入した「99万円マンション」は、やっぱり3点ユニットバスだった。
いやあ、持ちマンションでまで、3点ユニットバスを使うのはイヤだなあ。
そこはもう、リフォームで、なんとか「セパレート」に改造したい。
3点ユニットバス 完全分離リフォームなら…100万円~
出典 入居率100%に近づける!3点ユニットバス分離リフォームを完全解説|リフォームガイド
これは、3点ユニットバスのスペースぜんぶを浴室にして、ほかの場所に、新しくトイレを作るリフォーム。
高額すぎる。
たかが風呂と便所に、100万以上もかけられない。
てか、ウチの16㎡を、さらにトイレでツブしたら、収納がなくなるじゃん?!
3点ユニットの浴室とトイレの間に間仕切りを作る…20万円~
出典 3点ユニットバスをバス・トイレ別に分離、仕切りにすべき物件とタイミング|ホームメイト
安いのはいいけれど、「洗い場がない」問題は解決しない。
これでは、結局「シャワーカーテン → ガラス戸」というだけの話になっちゃう。
3点ユニット → そのスペースにセパレートユニットを設置…60万円~
出典 ラビックス|フジヤマ
おっ! これ、いいじゃん!
で、さっそく「フジヤマ」のショールームに行って、じっさいに浴槽に入ったり、洗い場の大きさを確かめたけど、あ、めっちゃOK!
とくに、女性だったら、問題なく浴槽で肩まで浸かれるし、体を洗うのもイケる。
ちなみに、洗い場のスペースを広くしたかったので、洗面台は「無し」にした。
「風呂・便所」に 745,500円?!
オプションとして、浴室暖房乾燥機、ランドリーバー、ニギリバー、温水洗浄便座をつけた。
総額は 745,500円になってしまった。
中古マンション本体が99万円だったのに、なんで風呂便所が75万やねんっ?!
って思ったけど、まあ、逆に本体が99万円だったからこそ、リフォームにお金をかけられるわけで。
これもねえ、やっぱり実物を見たら、ええやんけ!って気に入っちゃったからね。
カーテンとおんなじで、自分が「好きっ!」と思うと、もう金額はどうでもよくなる。
入居後、使ってみた感想
わっはっは!
ちっせえながらも、ちゃんと浴槽と洗い場は、じゅうぶん使えたよ。大満足。
意外と重宝したのは、浴室暖房乾燥機で、狭いもんだから、冬場はあっという間にホカホカだった。
浴室とトイレのあいだに折れ戸をつけたので、トイレに入っているときも、浴室暖房乾燥機を回してヌクヌクだった。
洗濯物も、2時間あればカラカラに乾いてしまう。
「狭さ」というのも、けっこうメリットになるなあと、はじめてわかったよ。
といっても、このバス・トイレとさよならして、もう2年以上になるんだけどね。
いまは、ふたたび賃貸に住んでいるよ。
グランドピアノを弾きたくなったから、この「99万円マンション」は、もう売却したんだよ。
どこまでいっても、ゼニの勘定がデキないヤツなのさ。