「健康寿命75歳」まであと15年│どないする?ねちねち考えよう

「残り15年ちまちまと」という文字と、「鍵盤楽器」のイラスト 心理学っぽいあれこれ

あと2ヵ月ほどで60歳になる。

すると、健康寿命が75歳(女性)なので、残り15年間が「自力で動ける期間」となる。

まあ、もちろん平均で考えた場合だから、じっさいどうなるかは不明。

しかし、なにも予測しないよりはマシかと思っている。

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平均で見積もって「残り15年」だ。

20年も30年もあるわけじゃない。

もういまから、あるていど段取りしておきたい。

ちなみに、健康寿命が尽きたあとのことは、まったく考えないつもりだ。

それこそ、身体もアタマも「自分でどうにかならない」ようになってくるから、そりゃもう、周りのかたがたにおまかせだね。

本人が力を入れるのは、いまから15年間のみである。

じつは、15年って短っ!とビビッていたけど、だんだん慣れてきた。

まあ、しかたがないな。

人間は「有限の存在」だもんな。




で、こないだおおまかに予定を立てた。

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そもそも、これからやりたいことはなにか?というと、いや、メインはどーんとピアノだけ。

いまの延長。

もりもりピアノ弾くぞ。

いま現在いっちゃんおもろいから、このつづきをただやりたい。わっはっは。

まあ、やりたいことは目白押しだけど、いっぺんにひとつしかデキないタチだから、ほかのコトはぜんぶ「来世送り」なのだ。




つらつら考えてみたが、「残り15年をピアノに費やす」という余生が、いちばんしっくりくる。

じゃあ、その15年の中身はというと、体力的に「レッスンに月何回通えるか?」ってなってくる。

65歳、70歳、75歳で、どのぐらい動けるか?というのは、いちおう親を参考にした。

それでいったら、70歳を超えるとかなり制限されるかねえ。

まあ、レッスンに通ううんぬんと同時に、当然「指の動き」も相当制限がかかってくるはずだ。

いまでさえ、老化で右手が開かなくなって、オクターブは届かなくなった。

約3年前に、ピアノのレッスンを再開した当初(57歳)よりも、いまのほうがテンポを上げられない。

容赦なく「老化」が襲いかかってくる。




なので、「上達するかどうか?」は、長い目で見ると、あまり考えないほうがいい。

それよりも、「楽しみかたがどう広がるか?」という視点だなあ。

すでに「底が抜けるほど楽しんだ」のは「山登り」である。

30~40代に延べ600山ほど登った。(あほか?)

「楽しみかた」というのは、けっこう変わっていったものだ。

山は山で、「有名な山に登る」「高い山に登る」「難易度の高い山に登る」のは、やっぱりわかりやすい指標だった。

山はすっごくわかりやすくて、なにせ「日本百名山」(深田久弥選定 1964年)が金字塔だから。

深田久弥の日本百名山の選定基準
日本の多くの山を踏破した本人の経験から、「品格・歴史・個性」を兼ね備え、かつ原則として標高1,500 m以上の山という基準を設け、『日本百名山』を選定した。





深田久弥、スゴすぎ。涙出る。

今後、これ以上の選定はまず出ないんじゃないか。

でも、ひととおり自分がなんとか登れる山を登り尽くしたら、いや、近所の二上山(にじょうざん/標高517m)がいっちゃんええかなあ、となった。

私の好みは「頂上付近に草原がある山」に落ち着いた。

まあでも、そんなん、おもくそやってみたあとでないとわからんもんで。

ピアノはというと、ああ、なんかエラいバッハが突出して好きですのう。

ただし、これも「いまはそう」であって、これからどうなるかわからないし、そういうのが「楽しみ」なのだ。




しかしなあ、「日本の山」より「ピアノ曲」のほうが多いんちゃう?

山ねえ、「1003山(国土地理院選定)」というのがあって、まあ、低いどうでもいい山もぜんぶ含めて1003山だけど、ピアノ曲も多いわなあ。

どういうわけか、数が多くて、手間ヒマかかるモンにハマる人生である。

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