リフォームで「祭り」になっちゃった。
そこまでリフォームに入れあげるつもりはなかったが、ショールーム巡りをしているうちに、気がついてしまった。
ああ、布(ファブリック)っていいなあ!
いやまあ、私は「服」ってほとんど興味がなくて。
着ないわけにいかないから、しゃーない、とりあえず着とこうかって程度。
だから、10年以上着ている服もザラにある。めったに買わない。
しかし、ショールームを回っているうちに、カーテンと壁紙を、異様に好きになってしまった。
カーテン|これで人生が狂いはじめた
なにせ「5畳一間」だからねえ。「目の保養」のためにも、カーテンが重要だ。
カーテンを決めてから ⇒ それに合う、壁紙、カーペット、巾木を決めよう。
こんな世界があったとは?!|川島織物セルコン
いま現在、大阪ショールームは移転しているみたいだ。
私がはじめて、大阪ショールーム(旧)へ行ったときは、足を踏み入れるのが、ためらわれるほど、豪奢なショールームでねえ。
よくまあ、私みたいなみすぼらしいおばはんが、ひとりでしゃあしゃあと入れたもんだ。
でも、知らん顔して入って、べつにスタッフさんも放っといてくれたから、ショールームにあるカーテンを、シラミつぶしにぜーんぶめくっていったよ。
そしたら、ウィリアム・モリスに、どハマりしちゃった。
出典 MORRIS DESIGN STUDIO|川島織物セルコン
いちおう各社ショールーム(川島織物セルコン→マナトレーディング→サンゲツ→リリカラ)を、まんべんなく2回ぜんぶ見て回った。
2周したのは、「見落としがないか?」「気もちが変わらないか?」を確認したかったからだ。
重症の「カーテン病」に罹患していたから、何周でもイケそうだった。
カーテンレールですら、「トーソー」のショールームへ見に行った。
とにかく、この目で現物をすべて見て、触って、おもくそ納得して選びたかったのだ。
いっちゃんヤバかったのが「ウィリアム・モリス」
結局、約3,000枚のなかからチョイスしたのは、ウィリアム・モリスの「ハニーサクル」だった。
出典 川島織物セルコン・オーダーカーテンの専門店/ミツワインテリア
この「ハニーサクル」というデザインは、1883年にウィリアム・モリスの次女メイによって製作された。
「ハニーサクル」とは「スイカズラ」のことである。もともとは壁紙としてデザインされたもの。
私は、この「ハニーサクル」が大好きで、2018年10月18日「ウィリアム・モリスと英国の壁紙展」でも、原画を見られて感激したよ。
そして、レースカーテンは、やはりウィリアム・モリスの「ウィローボウ」(柳の枝)にした。
デパートで注文して、金額に超ビビる
私は貧乏人だから、ついぞ知らなかったけど、ショールームでは「カーテンを買えない」んだね。
「見るだけ」なんだって。へええ。
デパートなどで、ご注文いただけます。
こちらのサンプルを、お持ちになってください。
へいへい。
なので、梅田のデパートで注文した。
こちらが、ご注文書です。
合計 348,036円でございます。
お、おう……。
さすがにビビッたわ。
ショールームで概算は出してもらっていたけど、じっさいに突きつけられるとさあ。
そもそも5畳ワンルームに、こないなオーダーカーテン、吊るさんやろっ?!
でもねえ、好きになっちゃったもんね。
もう「ウィリアム・モリスのコレ!」でないと、どうしようもないもんね。
べつに、好きだったら、ほれ、駆け落ちとかもしよるやん?
なので、よっしゃ、モリスと心中しよ!と決めて、バァンと注文したよ。